Rソックス先発誤算 「つらい試合だった」と監督

[ 2008年10月15日 13:17 ]

レイズ戦の3回までに5失点、降板するレッドソックス先発のウェークフィールド(中央)。右はフランコナ監督

 【Rソックス4-13レイズ】思ってもいなかった大敗。ワールドシリーズ連覇に向け、後がなくなったレッドソックスのフランコナ監督は「つらい試合だった。すぐに立て直す努力をするしかない」と話した。

 先発のウェークフィールドが誤算だった。3本塁打を含む6安打を浴び、3回途中まで5失点でノックアウトされた。武器のナックルボールにいつもの切れがなく1回1死二塁からペーニャ、ロンゴリアに連続本塁打を許す。リーグ優勝決定シリーズで最年長先発となった42歳は、3回2死から一塁線のゴロに頭から飛び込んで捕球する気迫を見せたが、結局内野安打。続くアイバーには真ん中に入った決め球を左翼場外へ運ばれた。
 地区シリーズは出番がなく、9月28日以来の先発だったウェークフィールドは「(登板間隔が空いたことは)言い訳にしたくないし、しっかり準備したつもり。チームに申し訳ない」と話した。13日の記者会見で「ブルペンで良くても試合では駄目だったり、回の途中から急に良くなったり、1球1球調整している」と“魔球”の難しさを口にしていたが、大事な一戦でその武器を制御し切れなかった。(共同)

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2008年10月15日のニュース