2週間遠ざかった西武、短期決戦熟知のハムに苦戦?

[ 2008年10月15日 16:08 ]

 パ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ(6試合制・県営大宮、西武ドーム)は17日に開幕。リーグ優勝の西武と、第1ステージを制した日本ハムが日本シリーズ出場権を懸けて対戦する。西武には1勝のアドバンテージがあるが、厳しい戦いを強いられそうだ。

 西武は今季、日本ハムに14勝9敗1分けと勝ち越した。しかし、レギュラーシーズンの終盤は不振が続き、4日を最後に実戦から離れている。さらにブラゼル、G・G・佐藤が故障のため出場が難しく、チーム状態に不安がある。
 シーズン中と同じように積極的な攻撃で投手陣を援護できるか。片岡、栗山らの機動力も生かして好機をつくり、中軸の中島、中村につなげられれば勝機は広がる。
 リーグ3位からの日本シリーズ進出を狙う日本ハムは、短期決戦を熟知している。持ち前の粘り強い攻撃、投手陣を中心とした守りの野球を発揮できるかにかかる。ただ、中軸の稲葉が左ふくらはぎに肉離れを抱えているのは不安材料だ。

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2008年10月15日のニュース