ボカチカVSデーブ 2日連続“バトル”

[ 2008年10月15日 06:00 ]

ボカチカ(右)と通訳に向かって怒声を上げる大久保コーチ

 西武の大久保打撃コーチとボカチカが2日連続で“バトル”を展開した。宮崎・南郷でのCS合宿最終日。午前7時半からの早朝練習で、大久保コーチはボカチカが打撃練習の順番になっても姿を見せないことに憤慨。ウエート室から出てきたところを発見すると横にいた黒川通訳に「何勝手なことしてんだよ!」と声を荒らげた。

 実はボカチカは腰痛のために「打撃練習をやめてストレッチを多めにしたい」と黒江ヘッドコーチに懇願し、了承を得ていた。大久保コーチは事情を把握するとトーンダウン。「こっちだって打つ順番を決めている。通訳に“何で報告しないんだ”と怒ったんだ。ボカは悪くない」と一転して助っ人をかばった。
 13日のフェニックス・リーグ四国・九州IL選抜戦では、ベンチから大声で指示を出した大久保コーチにボカチカがキレて、放送禁止用語連発の口論。今回は連絡の不行き届きが誤解を招いた。「あした(15日)ボカと飯食いにいくよ。それで手打ち」と大久保コーチ。ボカチカも「一緒に食事して、それでOK」と“和解”を強調した。ケンカするほど仲がいいとは言うけれど…これでチームはようやくCSへ集中できる?

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2008年10月15日のニュース