ベテラン活躍!湯浅決勝弾、鈴木賢同点ソロ

[ 2008年9月4日 06:00 ]

<王子製紙ーNTT西日本>8回、湯浅は本塁打を打ち絶叫しながら生還

 【都市対抗 王子製紙3-2NTT西日本】14年目で王子製紙のコーチ兼任3年目の湯浅が8回に決勝の右越えソロ。代わったばかりのルーキー秋山の初球を叩いた一打に「投球練習から意気込んでいた。直球が来ると思った」。大会出場12度目のベテランは経験の差を見せつけて満面の笑み。6回には34歳の鈴木賢が同点ソロ。04年の優勝を支えたベテランの活躍に棚橋監督は「本当は若手が打たないといけないのに」と苦笑いしながらも2度目の頂点を見据えた。

 <NTT西日本 藤原「悔い残る」敗戦もプロ高評価>今秋ドラフト上位候補左腕の藤原が、6回1/3を2失点で降板。チームを3年ぶりの勝利に導けず、6回に被弾した同点ソロを「不用意な1球。悔いが残る」と悔しがった。それでも最速は146キロ。低めに集まる投球にスカウト陣はそろって高評価。獲得を狙う阪神・山口スカウトは「投球がうまくなった。直球でも緩急をつけられる」。藤原も「全国でも通用することが分かった」と次のステージへの手応えはつかんでいた。

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2008年9月4日のニュース