金刃また背信…1回2/3で5失点

[ 2008年5月14日 21:39 ]

2回、横浜打線につかまり5点を失い降板する巨人・金刃(左)

 【巨2-5横】巨人の先発、金刃は「調子はずっと悪くなかった」と首をひねった。だが結果は1回2/3を投げただけで、5失点でKOされた。

 開幕時には先発の一員として、4月3日の中日戦のマウンドに立った。しかし、この試合で5回5失点と打ち込まれて再調整を命じられた。2軍での好投で1軍に合流。原監督が自らブルペンで投球を確認し、先発のチャンスを与えた登板だった。

 雪辱を期した今季2度目の先発。先制点をもらいながら序盤での降板に、2年目の左腕は「すいません。ちょっとよく分からないです」とうなだれた。

 2回は1死から石井、鶴岡の下位打線に連打を許し、2死から大西を歩かせた。この四球が痛かった。制球が定まらず、続く仁志、内川、村田と3連続適時打され、あっという間に5失点。指揮官は「もう少しできる投手。役割という部分で…」と残念がるしかなかった。

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2008年5月14日のニュース