高橋決勝犠飛!日本ハム逆転サヨナラ勝ち

[ 2008年5月14日 18:19 ]

ロッテにサヨナラ勝ちし、喜ぶ日本ハムナイン

 【日4-3ロ】日本ハムが今季3度目のサヨナラ勝ち。1―3の延長11回、悪送球と小谷野の適時打で追いつき、1死一、三塁から高橋が左翼へ決勝犠飛を放った。ロッテは11回に大松の6号2ランで勝ち越したが、救援陣が踏ん張れなかった。

 日本ハムが土壇場で底力を見せた。2点を追う延長11回に3点を奪っての逆転サヨナラ勝ち。梨田監督は「苦しい中、みんながつないでくれた。これぞ全員野球」と選手に頭を下げた。

 4番・稲葉が負傷で7回の守備から退いた。ダルビッシュは1失点で8回降板。抑えのマイケル中村が11回に2点本塁打を浴びてしまう苦しい展開だった。

 だがその裏、3番・田中と代打・鵜久森のプロ2本目の安打で無死一、二塁。ここで三木の送りバントが失策を誘い、まず1点。さらに打率1割台の小谷野が起死回生の同点適時打を放った。

 最後は1死一、三塁から、途中出場の高橋が左へ高々と飛球を放ち、決勝犠飛でサヨナラ勝ち。勝利を確信したかのように両手を上げて打球を見守った高橋は「みんなでつなぐ気持ちが一つの形となり、こういう勝利に結び付いた」と喜んだ。

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2008年5月14日のニュース