巨人 クルーンとの対戦は先頭打者に注目

[ 2008年5月14日 08:46 ]

13日の横浜戦の9回 1死 一、二塁で吉村に中前タイムリーを許した巨人・クルーン

 巨人のクルーンが13日の横浜6回戦(長野)で9回、1点のリードを守れず同点に追いつかれ、延長戦でのサヨナラ負けの“お膳立て”をしてしまった。

 4月27日の阪神6回戦(甲子園)でも1点差を守れず、逆に2点を奪われ敗戦投手になったが、共通していえるのが先頭打者を出塁させたことだ。阪神戦では鳥谷に、横浜戦では内川にそれぞれ安打を許している。
 昨年、横浜のストッパーだったクルーンは43試合で3勝1敗31セーブの成績を残した。しかし、先頭打者に出塁させた15試合中8試合は得点を許しており、確率にして5割超。先頭打者を抑えた28試合で得点を与えたのはわずか3試合というデータからすると、クルーン攻略のカギはその回の先頭打者が握っていると言っても過言ではない。

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2008年5月14日のニュース