りくりゅう現役引退会見 木原は開始3秒で涙 三浦「泣かないで」「支えていただき走り抜くことができた」

[ 2026年4月28日 10:30 ]

<三浦璃来・木原龍一組会見>会見冒頭から涙する木原龍一(右)とそれを見て笑う三浦璃来(撮影・小海途 良幹)
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 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、都内で現役引退発表会見を行った。

 会見冒頭、三浦が集まった報道陣への感謝の言葉を語ると、隣の木原は号泣。会見開始からわずか3秒で涙を流した。三浦は「泣かないで」と優しくなぐさめた。

 三浦は「私たちは結成当初からたくさんの方に支えていただき、これまで走り抜けることができました」と競技人生を振り返り、「本日は支えていただいた全ての方に感謝と私たちの競技への思いをお話しできればと思います。よろしくお願いします」と会見への意気込みを語った。

 木原は「本日はお集まりいただき本当にありがとうございます」と声を詰まらせながら、「三浦璃来、木原龍一は今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました」と改めて報告。「いつも温かく支えてくださったファンの皆様、ペアを結成当初から支えていただいた木下グループの皆様、スポンサーの皆様方、連盟の皆様、いつもポジティブに支え続けてくれたブルーノコーチをはじめとするコーチングスタッフの皆様、友人、トレーナーの方々、そして、家族、りくちゃんに心から感謝したいなと思います」と語った。

 「僕自身、何か特別な力を持っているスケーターではなかったと思う」とした上で、「何か困った時にいつも助けてくださる方々が僕たちの周りにはいっぱいいました。その方々のおかげで自分たちはここまでくることができました。本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝した。

 2人は17日にSNSで引退を発表。「私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です」とつづった。25日のミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの日本選手団による「応援感謝パレード」後の取材で木原は「これからプロとして2人で頑張っていきます」と今後について語っていた。

 りくりゅうは19年に結成。22年北京五輪では団体銀に貢献。23年に日本ペアとして初めて世界選手権で優勝。このシーズンの世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルの主要国際タイトルを全制覇し、日本初の年間グランドスラムを達成した。26年のミラノ・コルティナ五輪では2大会連続となる団体銀に貢献。個人戦ではショートプログラム5位からの逆転劇で日本ペア史上初の金メダルに輝いた。

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