【陸上】青学大・原晋監督「真のライバルは女子ゴルフ界」新メソッド構築に意欲

[ 2026年4月4日 12:50 ]

<青学大女子駅伝チーム創設会見>会見を終え、笑顔でポーズを決める青学大の(左から)芦田、原監督、池野(撮影・松永 柊斗)
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 箱根駅伝3連覇中の青学大が4日、相模原市で女子駅伝チーム創設についての会見を行った。男子と兼任となる原晋監督の下、4月から京都・立命館宇治高出身の芦田和佳と、兵庫・須磨学園高出身の池野絵莉が加入。当面は関東学生対校選手権や日本選手権入賞など個人の目標を目指し、駅伝では来年27年10月の全日本大学女子駅伝での初出場優勝をターゲットに掲げた。

 ライバルを問われた原監督は「真のライバルは野球、サッカー界にあるといろんな場で伝えている」と切り出し「身体能力高いアスリートが箱根駅伝を走りたい、大谷翔平じゃなく陸上長距離をやりたいという志高い若きアスリートを入れるために陸上界をけん引してきた」と強調した。

 その上で「女子の場合は、確かに強豪校の城西大学さん、大東文化大学さん、立命館大学さん、名城大学さんは当然ライバル」としながらも「真のライバルは女子ゴルフ界にある」と高らかに宣言。女子ゴルフ界は、原監督が青学大で指揮を始めた03年から試合数が増え、賞金総額も1試合平均2倍に上がったことを例示。宮里藍、横峯さくらという盛り上がりに貢献した功労者の名を挙げ「2人の頑張りで華やかな世界になった」と話した。

 一方で女子陸上界については「記録も伸びず、競技人口も減る。指導者の雇用も失われ、チーム自体も減り、大会もなくなる」と強い危機感を抱く。ただ、実業団駅伝の参加チームは依然として多く「世界で戦う企業が受け皿として用意されている。華やかなゴルフ界に行く女子アスリートではなく、あのメカニズムを勉強しながら、女性が輝かしく、自分らしく走れる環境整備を整えることで結果として記録も伸び、競技人口も増える。そういう構造を大学女子駅伝界でつくっていきたい」と野望を口にした。

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