【玉ノ井親方 視点】日に日に良くなっている豊昇龍 優勝争いを引っ張っていってほしい

[ 2026年3月17日 19:06 ]

大相撲春場所10日目   ○豊昇龍(寄り倒し)若元春● ( 2026年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所10日目>勝ち越しを決めた豊昇龍(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 中盤戦を終わってちょうど疲れが出てくる頃だが、豊昇龍の相撲が日に日に良くなっている。左から張って、すぐに右を差し、一気に前に出て勝負を決めた。

 張り差しは脇が空く分、相手にそこを狙われる欠点がある。褒められる立ち合いではないが、この日の横綱はスピードでそのマイナス点を補った。

 何よりまわしにこだわらず、右を差してから間を置かずに走ったのが良かった。元々、右からの投げを得意にしていて、調子が良くないとすぐにまわしを取りいこうとするが、私はこういう相撲の方が横綱には合っていると思う。

 まわしを取るにしても、最初からそれを狙うのではなく、しっかりと当たって、前に出てから組むようにした方がもっと取り口は安定する。

 霧島と豪ノ山のトップ2人を1差で追いかける展開。番付から言えば、優勝争いを引っ張っていかなければならない立場。相撲内容は尻上がりに良くなっているように見える。このまま千秋楽までファンの期待を裏切らない相撲を取り続けてほしい。(大関・栃東)

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年3月17日のニュース