【Sスケート】引退の高木美帆に世界が敬意 ファンに英語で「ありがとう」 場内では「生きる伝説」と紹介

[ 2026年3月9日 00:18 ]

スピードスケート・世界選手権最終日 ( 2026年3月8日    オランダ・ヘーレンフェイン )

チェコのマルティナ・サブリコバ(左)とともに、笑顔でリンクに別れをつげる高木美帆(AP)
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 短距離から長距離の4種目総合で争うオールラウンド部門の後半2種目を行い、今大会限りで現役を退く女子の高木美帆(31=TOKIOインカラミ)は総合3位に入った。

 レース後には、高木、マルティナ・サブリコバ(チェコ)の引退セレモニーが行われた。インタビュアーから「ファンに伝えたいことは?」と聞かれると「ありがとう、そしてさようならと伝えたいです」と英語で答えた。さらに、会場内のスクリーンには高木、サブリコバの過去のレース映像などからなる動画が映し出されるなど、最大限の敬意が示された。

 前日の前半2種目では500メートル1位など総合首位で折り返し。高木が世界記録を持つ本職の1500メートルでは序盤から飛ばすレースを展開して、1分53秒48の2位に入った。フィニッシュ後はうなずき、ガッツポーズも見せるなど納得の様子だった。

 最終種目の5000メートルでは、スタート前のアナウンスで「Living Legend(生きる伝説)」と紹介された。この5000メートルでは7分1秒50の6位と順位を落としたものの、表彰台は確保した。死力を尽くし、レース後には倒れ込む姿もみられた。数々の伝説を刻んだ高木に、場内からは大きな拍手と歓声が送られた。

 高木は2月に行われたミラノ・コルティナ五輪で、500、1000メートル、団体追い抜きで銅メダルを獲得。自身4度目の五輪で、夏冬通じて日本女子最多となる10個目のメダルを獲得した。

 今月4日にはインスタグラムを通じて今大会をもって現役引退することを表明。「私のスケート人生の一区切りとなる瞬間をここまで応援してくださった皆さんとともに迎えたい」と記して臨んでいた。

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