【女子ゴルフ】佐久間朱莉 ジャンボさんにささぐ涙の開幕戦V「不動さんの記録に並べてうれしい」

[ 2026年3月9日 04:30 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース最終日 ( 2026年3月8日    沖縄県 琉球GC(6610ヤード、パー72) )

<ダイキン・オーキッド・レディース 最終日>優勝を決めた佐久間は故・尾崎将司さんの話にふれ涙を浮かべる(撮影・西川祐介)
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 単独首位で出た昨季年間女王の佐久間朱莉(23=大東建託)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算16アンダーで逃げ切り、今季初勝利、昨年10月のマスターズGCレディース以来のツアー通算5勝目を挙げた。88年ツアー制度施行後、前年女王による開幕戦制覇は01、03年の不動裕理以来23年ぶり史上2人目。昨年12月23日に亡くなった師匠の尾崎将司さん(享年78)にささげる歴史的勝利となった。

 ウイニングパットを沈めた佐久間は右手の拳を握り、球を拾い上げて高々と掲げた。「この優勝をジャンボさんに届けたい」。目には涙が浮かぶ。16日に行われる尾崎将司さんの「お別れ会」で優勝を報告したいという思いが背中を押した。

 昨年末に恩師を失った直後は食事も喉を通らない日々が続いた。それでも「そんなことしている場合じゃない。今季勝てなかったらジャンボさんは怒るので、絶対勝つという思いになった」と気持ちを切り替えた。

 迎えた今季開幕戦。2日目に大会コース記録に並ぶ62をマークし、3日目に開幕44ホール連続ボギーなしのツアー新記録を樹立。前年女王の開幕戦制覇は不動裕理以来と記録ずくめの強さを発揮。「素晴らしい不動さんの記録に並べてうれしい」と誇らしげだ。

 オフはコントロールショット、ショートゲームを磨いた。技術も進化したが、後藤キャディーは「8番のバンカーショットはピンを狙わなかった。状況を考えた勝つためのジャッジ」とリスク管理に徹しボギーに収めた判断を褒めた。勝つすべを身に付けた女王だから打てる一打だった。今季の目標は「年間5勝、メジャー制覇」。開幕戦Vにも「ジャンボさんには“まだまだ始まったばかりだぞ”と言われると思う」とかぶとの緒を締めた。

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