【スノボ】銀メダルの長谷川帝勝「金も夢じゃなかった」 両親の前で表彰台に「いい親孝行できたかな」

[ 2026年2月18日 21:45 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第13日 スノーボード   男子スロープスタイル決勝 ( 2026年2月18日    リビーニョ・スノーパーク )

<ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード男子スロープスタイル決勝>銀メダルの長谷川帝勝(撮影・小海途 良幹)
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 男子スロープスタイル(SS)決勝が行われ、五輪初出場の長谷川帝勝(たいが、20=TOKIOインカラミ)が銀メダルを獲得した。14年ソチ大会から五輪種目となったスロープスタイルでのメダルは日本人初となった。ビッグエア(BA)銀メダルの木俣椋真(23=ヤマゼン)は11位だった。

 今大会最初の種目ビッグエアでは11位。苦い五輪デビューとなったが、「正直、スロープスタイルが本番。スロープスタイルでも自分の滑りをして、タイガースタイルでやっていく」とポジティブ思考だった。決勝は試技1回目に82.13点を叩き出して2位発進。最後にダブルロデオ1260をで決め、左拳を力強く振った。2、3回目は手をついて得点を伸ばせなかったが、金メダルの蘇翊鳴(中国)と2人だけの80点台が効いて表彰台をゲットした。

 テレビインタビューに応じた長谷川は「不安な気持ちも凄くあったんですけど、やれるだろうという自信もあったし、その中でホントにこういう結果を出せたというのは凄くうれしく思うし、自分を誇りにも思います」と話した。この種目日本勢初のメダルについては「歴史に名を刻んだというか、そういうところを残せたんじゃないかと思う」と言いながらも、「3本目のレールをしっかり決めて、2本目のジャンプのランがつなげたら金メダルも夢じゃなかったのかな。反省すべきところもあるので、そこはしっかり反省して次に生かしていきたい」と悔しがった。両親が観戦に訪れていたことを指摘されると、「自分の生き生きとした滑りを一番見せたいと思っていた。結果的にお父さんとお母さんの前でメダルを取れたには凄くうれしく思うし、いい親孝行できたかなと思ってます」と顔をほころばせた。

 ◇長谷川 帝勝(はせがわ・たいが)

 ☆生まれ 2005年(平17)10月23日生まれ、愛知県岩倉市出身の20歳。

 ☆家族 両親と兄。

 ☆競技歴 4歳でスノーボードを始め、小3の頃から競技会に出場。国内で経験を積み、21年3月の世界ジュニア選手権ではビッグエア(BA)で優勝、スロープスタイル(SS)で6位に入り注目を集める。22年にW杯初優勝を挙げ、23年3月の世界選手権ではBAで日本男子初制覇を達成。同年9月には世界で初めて、4方向の5回転半技に成功。昨季はW杯で種目別制覇を成し遂げた。

 ☆名前の由来 父・俊介さんが生まれた当時ゴルフ界を席巻していたタイガー・ウッズに想起し、「帝王に勝って王になれ」との思いが込められ帝勝(たいが)となった。

 ☆髪形 俊介さんは愛知県内で美容室を営んでおり、長谷川の髪形や髪色は全て父の一存で決定。小学生時代から茶髪で学校でも目立ちまくっていたが、長谷川は「俺に選択権はない」と諦めていたという。

 ☆サッカー 小5まではスノーボードと並行してサッカーに取り組み、所属クラブでも活躍。中学進学を機にスノーボードに専念したが、現在でもウオーミングアップでリフティング300回を取り入れる。

 ☆幼なじみ 22年北京五輪女子ビッグエア銅メダルの村瀬心椛は1歳年上だが、同じ富山の屋外練習施設に通い、同じコーチに師事していたこともあり幼なじみ。先に世界で結果を残した村瀬に刺激を受けつつも、普段は他愛もないことでケンカも絶えないという。

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