“白鵬2世”寿之富士と19歳の福崎改め藤天晴が新十両昇進!島津海は再十両 日向丸の関取復帰は見送り

[ 2026年1月28日 09:45 ]

勝ち名乗りを受ける寿之富士 
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 日本相撲協会は28日、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を東京・両国国技館で開き、寿之富士(としのふじ、25=伊勢ケ浜部屋)と福崎改め藤天晴(ふじてんせい、19=藤島部屋)の新十両昇進が決まったと発表した。また、島津海(29=放駒部屋)の7場所ぶり再十両昇進も決まった。

 初場所で「聖白鵬」から改名した寿之富士は、自己最高位の西幕下2枚目で5勝2敗。7番相撲では十両・白鷹山との“入れ替え戦”の意味合いが強い取組を制した。

 モンゴル出身の寿之富士は2017年春に来日し、鳥取城北高―同志社大を経て宮城野部屋(当時)に入門。父と曽祖父がモンゴル相撲の大横綱で、元横綱・白鵬翔氏と家族ぐるみで深い縁があった。2023年1月の白鵬引退相撲で「最後の取組」の相手役を務め、体型や顔つきもどことなく似ていることから“白鵬2世”とも呼ばれた。後継者としての期待を背負って「聖白鵬」のしこ名がつけられたが、初場所からは改名していた。鳥取城北高からは、2024年初場所の尊富士に続いて20人目、同志社大からは1997年夏場所の大碇(現・甲山親方)以来4人目の新十両昇進。全45部屋で現在最多6人の関取数を誇る伊勢ケ浜部屋にまた新たな関取が誕生した。

 19歳の福崎改め藤天晴は、自己最高位の西幕下3枚目で臨んだ初場所で5勝2敗。千秋楽の7番相撲では十両・荒篤山との“入れ替え戦”を制して昇進を確実としていた。

 奄美大島出身の藤天晴は、鹿児島・樟南高3年時に国民スポーツ大会で優勝。さらに大学生や社会人も含めた全日本選手権でも8強に入り、現行制度では高校生史上初となる幕下最下位格付け出し資格を獲得した。昨年春場所の初土俵から所要6場所。10代での新十両昇進は2024年九州場所の若碇(現幕内・藤ノ川)以来で、19歳1カ月(番付発表時)は平成以降では8位の年少記録となる。

 東幕下2枚目で4勝3敗の日向丸(21=木瀬部屋)の関取復帰は見送られた。十両からの陥落者は3人。東13枚目で5勝10敗の英乃海、東14枚目で6勝9敗の白鷹山、東7枚目で3勝7敗5休の栃大海の3人は可能性が高いため、東6枚目で3勝12敗の荒篤山と東10枚目で5勝10敗の風賢央はともに残留したと考えられる。

 ◇寿之富士 大聖(としのふじ・たいせい)本名=ウスフバヤル・デミデジャムツ。2000年(平12)8月24日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の25歳。父と曽祖父はモンゴル相撲の大横綱。2017年春に来日し、鳥取城北高に相撲留学(2年から編入)。同志社大に進学し、2、3年時に西日本学生選手権3位。4年時に全日本大学選抜金沢大会優勝。2023年1月、白鵬引退宮城野襲名披露大相撲の「白鵬最後の取組」で相手役を務めた。宮城野部屋(当時)に入門し「聖白鵬」のしこ名で2024年春場所初土俵。場所後、宮城野部屋の一時閉鎖で伊勢ケ浜部屋預かりに。同年名古屋場所で序二段優勝。身長1メートル95、体重141キロ。

 ◇藤天晴 真逢輝(ふじてんせい・まある)本名=福崎真逢輝。2007年(平19)1月9日生まれ、鹿児島県奄美市出身の19歳。奄美大島の住用相撲クラブで5歳から相撲を始め、小2で白鵬杯3位。奄美市立名瀬中3年時に全国都道府県中学生大会16強。鹿児島・樟南高2年時に全国高校金沢大会準優勝。3年時に全国高校総体3位、国民スポーツ大会優勝、全日本選手権8強。高校生史上初の幕下最下位格付け出し資格を獲得し、藤島部屋に入門。昨年春場所、本名の「福崎」で初土俵。身長1メートル72、体重138キロ。

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