寿之富士「2年以内で上がることを目標にしていた」 モンゴル相撲の大横綱を父に持つ25歳の大器

[ 2026年1月28日 16:05 ]

新十両昇進を決め、会見を行った寿之富士(撮影・中村 和也)
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 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、モンゴル出身の寿之富士(としのふじ、25=伊勢ケ浜部屋)と昨年春場所で高校生初の幕下付け出しでデビューした福崎改め藤天晴(ふじてんせい、19=藤島部屋)の新十両昇進を発表した。再十両は1人で、島津海(29=放駒部屋)が7場所ぶりに復帰する。

 東京都墨田区で会見した寿之富士は「うれしいです。発表されて、やっと関取になれたんだなと。実感が湧いてきた」と率直な心境を語った。

 モンゴル相撲の大横綱を父に持つ、鳥取城北高―同志社大出身の25歳。24年春場所で初土俵を踏み、「思っていたぐらいで関取になれたと思う。2年以内で上がることを目標にしていたので、良かった」とホッとした様子だった。

 初場所からしこ名を「聖白鵬」から「寿之富士」に改めた。自己最高位の西幕下2枚目で臨み5勝2敗。同席した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)は「本人と話をしながら決めて、本人もこの場所で勝ち越しを決めて上がったのは良いことだと思う。とにかく十両は通過点でしかないと思うので、これからもどんどん上を目指して今以上に頑張ってほしい」とエール。寿之富士も「期待に応えられるように頑張りたい」と力を込めた。

 十両の土俵はすでに経験している。「緊張するところもあるけど、十両の土俵でより集中できるかなと思った。来場所、2桁以上勝つ」と決意を示した。

 ◇寿之富士 大聖(としのふじ・たいせい)本名=ウスフバヤル・デミデジャムツ。2000年(平12)8月24日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の25歳。父と曽祖父はモンゴル相撲の大横綱。17年春に来日し、鳥取城北高に相撲留学(2年から編入)。同志社大に進学し、2、3年時に西日本学生選手権3位。4年時に全日本大学選抜金沢大会優勝。23年1月、白鵬引退宮城野襲名披露大相撲の「白鵬最後の取組」で相手役を務めた。宮城野部屋(当時)に入門し「聖白鵬」のしこ名で24年春場所初土俵。場所後、宮城野部屋の一時閉鎖で伊勢ケ浜部屋預かりに。同年名古屋場所で序二段優勝。得意は右四つ、寄り。1メートル95、141キロ。

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