【二所ノ関親方 真眼】朝乃山 藤ノ川に主導権渡さず余裕の取組“まだまだお前早いぞ”

[ 2026年1月23日 04:43 ]

大相撲初場所12日目 ( 2026年1月22日    両国国技館 )

<初場所12日目>激しく藤ノ川を突っぱる朝乃山(左)(撮影・篠原岳夫)
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 久々に朝乃山が幕内の土俵で躍動する姿を見て安堵(あんど)の気持ちが湧き上がっています。生きの良い藤ノ川との注目の取組でしたが、まさしく力の違いを見せつけました。あまりまわしにはこだわらず、激しく動いて活路を求めてきた相手にも前に前にと自分の姿勢を保って対処。“まだまだお前早いぞ”という余裕すら漂わせ、さすがだなという印象です。藤ノ川が2、3と動くところを1、1で攻めていった。攻防がありながらも主導権を取っていたのは終始、朝乃山。スピードのある相手を仕留めるには理想的な攻めでしたね。

 今場所も右差しを中心に安定した力を発揮しています。さすが大関まで上り詰めた実力者。当然の結果とはいえ腐らずにやってきたことが実を結んでいます。首位とは1差の3敗。混戦の優勝争いは安青錦が一歩抜け出した印象がありますが、朝乃山も上位との対戦でどんな相撲を取ってくれるか。安青錦との対戦はぜひ見てみたいものです。(元横綱・稀勢の里)

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