【ラグビー大学選手権】砂村光信氏 鍵になったハイボール獲得率上回った明大に軍配

[ 2026年1月12日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   明大22ー10早大 ( 2026年1月11日    東京・MUFG国立 )

<明大・早大>前半、ハイパントを競り合った矢崎(右)と古賀が空中で衝突(撮影・篠原岳夫)
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 【砂村光信 視点】明大も早大も、自分たちのラグビーをするために、相手のラグビーをさせないことを意図し、1週間の準備をしたと思う。明大はそれができ、早大はさせてもらえなかったという決勝だった。

 両校ともキックで敵陣に入る戦略を持ち、その上で、明大ならFW、早大なら展開を志向するラグビーだ。鍵になるのは、ハイボールを獲得できるかどうか。明大はバックスリー(WTBとFB)のキャッチングとボールキープで上回り、優位に試合を進めた。
 早大には服部、矢崎というロングキッカーがいる。しかし、明大とすればキック合戦になれば試合がスローテンポとなり、余裕を持てる。一方、ハイボールを獲得できない早大は敵陣に入れず、速い展開の回数自体を増やせなかった。

 試合終盤、早大は自陣からも展開を試みたが、早くトライが欲しいという「攻め急ぎ」(大田尾監督)がミスを誘発。よく準備された明大の防御も、早大のトライを阻んだ。

 ハイボールの獲得率で上回った明大が、前半で11点差とし、後半最初の得点も奪った。早大は差をつけられ過ぎ、終盤の反撃も実らなかった。意図したラグビーを遂行できたのは、明大だった。(元U―23日本代表監督)

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