安青錦 新大関1勝 昇進即Vへ“鬼門”初日突破「これからが大事」

[ 2026年1月12日 05:00 ]

大相撲初場所初日 ( 2026年1月11日    両国国技館 )

<大相撲初場所初日>寄り倒しで宇良(手前)を破る安青錦(撮影・西海健太郎)
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 新大関の安青錦(21=安治川部屋)が平幕・宇良(33=木瀬部屋)を寄り倒しで下し、白星発進した。先場所に続き人気業師を撃破。ウクライナ出身大関として初勝利を挙げた。両横綱も安泰。左肩痛で先場所千秋楽休場の大の里(25=二所ノ関部屋)は平幕・一山本(32=放駒部屋)を力強く押し出し、豊昇龍(26=立浪部屋)も小結・若元春(32=荒汐部屋)を寄り倒した。

 新大関として最初の一番でも安青錦は冷静だった。立ち合いから低く攻めてきた宇良を突いて上体を上げた。「思い切り突っ込むと相手は動きが速くてうまいから、はたきやいなしを食わないように正面において相撲を取ることを考えた」。お互い低い姿勢が持ち味で「宇良関の低さに負けないように」と左を差して力強く寄り倒した。

 “鬼門”を突破した。初日は新入幕だった昨年の春場所から5場所で3度の黒星を喫していた。「初日の相撲を取った。体は硬かったけど、しっかり前に出て勝てて良かった」。緊張もあったが、大関として初勝利。幸先の良いスタートを切った。

 この日は横綱審議委員会の委員が場所総見で来場した。大島理森委員長(元衆院議長)は「慎重に自分の相撲を取れていた」と評価。持ち味を存分に発揮し、土俵下で見守った師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)も「大関に上がって気が抜けるところがあると思って見ていた。土俵に上がった顔を見て“大丈夫”と覚悟を決めた顔だった」と安堵(あんど)した様子だった。

 土俵入りでは「高須クリニック」の化粧まわしをお披露目。「yes」の文字が大きくあしらわれ、「色が紫なので、一番大関らしいと思って選んだ」と笑みをこぼした。九州場所優勝力士として臨む今場所は06年夏場所の白鵬以来となる新大関Vが懸かる。「始まったばかり。これからが大事。声援が大きく感じた。皆さんの声援に応えられるように15日間、頑張ります」。1年前は十両だった青年大関は、今場所も主役を譲らない。

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