【全国高校ラグビー】東海大大阪仰星 大会初のノーシードから頂点へ「死のブロック」勝ち抜く

[ 2025年12月22日 05:30 ]

花園へと意気込む東海大大阪仰星の藤岡(左)と東
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 第105回全国高校ラグビー大会は27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。7大会連続25度目の出場で前回準優勝の東海大大阪仰星(大阪第1)は初めてシードから外れ、27日の1回戦で坂出第一(香川)と対戦する。実力校がそろった「死のブロック」を勝ち抜き、大会史上初となるノーシード校Vを目指す。今回は記念大会のため、例年より5校多い56校が出場する。

 頂点への道のりが険しくても、高校日本代表候補のCTB東佑太主将(3年)は意に介さなかった。27日の1回戦で坂出第一と対戦し、勝ち上がれば2回戦でシード校の佐賀工(佐賀)とぶつかる。同じブロックには中部大春日丘(愛知第1)や大分東明(大分)の実力校も入ったが、その組み合わせをポジティブに受け止めた。

 「厳しい戦いになることは分かっている。その厳しい戦いを乗り越えてこそ、真の日本一だと思う。対戦相手、日程も決まってワクワクする」

 むしろ、このブロックに入った利点は大きい。1回戦は27日と28日に分かれて行われ、28日となれば30日の2回戦まで中1日。決勝までの6試合を見据えれば、日程面でやや優位と言える。主将は「リカバリーは非常に大事になってくる。そこの部分は良かった」とうなずいた。

 前回大会は準優勝。決勝で桐蔭学園(神奈川第1)に17―40で完敗した。SO吉田琉生(現帝京大)、LO百武聖仁(現明大)ら大駒は卒業したが「丁寧に、勤勉でコツコツ積み重ねられるのが今のチーム」と湯浅大智監督(44)。今春の選抜大会出場を逃したが、桐蔭学園戦で課題として残った細部の徹底にこだわり、ハードな練習を継続してきた。

 攻守で体を張るNo・8藤岡京(きょう、3年)は、ケガの影響で昨年度の花園はスタンドからの応援だった。高校生活最後の大舞台へ思いは強い。

 「泥くさく、ひたむきに、がむしゃらに。雑草魂で戦いたい」
 東海大大阪仰星として初めて1回戦から登場する今大会。過去にノーシード校が優勝した例はなく、1970年度の天理と93年度の東農大二の準優勝が最高成績。初戦は27日、第1グラウンドの第1試合。4大会ぶり7度目の栄冠を目指し、真っさらなグラウンドから一戦必勝で臨む。 (西海 康平)

≪WTB山本大暴れ誓う≫
 ○…フィニッシャーは大型WTB山本健剛(2年)だ。身長1メートル83、93キロのサイズを誇り、50メートル走は6秒4。大阪府予選決勝の近大付戦では圧巻の3トライを奪った。1日6合の米を食べ、筋トレにも精を出して肉体強化。卒業生で元日本代表WTB大畑大介らとはタイプが異なり、「先輩たちはスピードやステップが持ち味だけど、僕はフィジカル。ゴリゴリいきたい」と花園での大暴れを誓った。

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