【体操】女子は世界選手権入賞の岸里奈が全日本種目別2種目を制覇 「納得できる演技ができた」

[ 2025年11月16日 19:25 ]

全日本体操種目別選手権 ( 2025年11月16日    群馬・高崎アリーナ )

<第79回全日本体操種目別選手権・決勝>床の演技に臨む岸里奈(撮影・河野 光希)
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 種目別の決勝が行われ、女子は、世界選手権の個人総合で6位、床で5位に入賞した岸里奈(18=戸田市スポーツセンター)が、平均台、床の2種目を制した。床ではH難度のシリバスを決めるなど、唯一の14点台となる14・166点をマークした。

 2023年の世界選手権、24年パリ五輪、今年10月の世界選手権(ジャカルタ)と、代表をになってきた岸だが、この日の2種目の演技で初めて、「やっと納得できる演技ができた」と笑った。

 2種目で入賞した10月の世界選手権が、1つの転機だった。「初めて世界の舞台でメダル争いをして、緊張とプレッシャーを味わった」。大舞台が、試合で力を発揮する経験を与えてくれた。「やっと実を結んだ」と充実した表情を浮かべた。

 それでも、世界選手権の結果は「悔しい」と言う。「もっと上、メダルを目指していた」。入賞では満足できなかった。「世界での自分の位置がわかった。課題も見つかった」と、18歳は疲れも見せずに先を見据えている。

 女子の村上茉愛強化本部長は「岸の本来の力がこれです」と、28年ロサンゼルス五輪に向けたエース候補の演技に、満足そうな表情を浮かべる。団体が行われる来年の世界選手権では「絶対にメダル」と目標を掲げており、オールラウンダーの岸の存在は欠かせない。

 期待を背負う岸は「今回でベースをつくれた。そのベースに合った構成を、これからは考えたい。来年につながる試合だった」。長く期待されてきたホープが、脱皮のときを迎えつつある。

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