【柔道】男子73キロ級パリ五輪銅メダルの橋本壮市が現役引退を発表

[ 2025年11月13日 13:30 ]

橋本壮市
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 柔道男子73キロ級で、24年パリ五輪銅メダルの橋本壮市(34)が13日、所属会社のパーク24を通じ、現役を引退すると発表した。世界選手権には5度出場して金メダル1個を含め全大会で表彰台に上がるなど、長年にわたり日本男子の黄金階級をけん引した。

 静岡県浜松市出身。6歳で地元の育誠館道場で競技を開始すると、中学から親元を離れ、神奈川・東海大相模中に進学。東海大相模高時代には同期で16年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介らとともに、2年連続の高校3冠を達成。東海大学時代にそれまでの81キロ級から73キロ級に転向し、一度は全日本柔道連盟の強化指定を外れながらも、人並み外れた努力で再びトップ選手に上り詰めた。

 73キロ級では同学年で五輪2連覇を達成することになる大野将平らと激しい代表争いを繰り広げたが、リオ五輪代表には選ばれず。その後は国際大会6連勝などの実績を挙げて17年に世界選手権代表に初選出されると、本番でもリオ五輪のメダリストらを次々に破り初優勝。21年東京五輪は大野との代表争いに再び敗れたが、3度目の挑戦となった24年パリ五輪代表には選ばれ、本番でも日本選手最年長記録となる32歳で銅メダルを獲得した。

 明るく朗らかな性格で後輩の面倒見も良く、所属の後輩でもある高藤直寿、阿部一二三らからも頼られる存在だった。18年2月には個別合宿中だった国立スポーツ科学センター(JISS)内に部外者を招き入れたとして強化ランクがAからBに降格する処分を下されるなど、かつては“やんちゃ”な一面があったものの、近年は年長者として代表でもリーダーシップを発揮。パリ五輪の混合団体戦では決勝のフランス戦でメンバーを外れたが、献身的にチームを支え、銀メダル獲得に貢献した。

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