「令和の牛若丸」20歳・藤ノ川 “酔わせた”平幕唯一4連勝 八角理事長「私もファン」

[ 2025年11月13日 05:15 ]

大相撲九州場所4日目 ( 2025年11月12日    福岡国際センター )

獅司(左)を寄り切りで破る藤ノ川(撮影・岡田 丈靖)
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 「令和の牛若丸」こと藤ノ川が獅司を寄り切りで破り、平幕ではただ一人4連勝とした。元大碇の父・甲山親方と史上11組目の父子幕内。技巧派で20歳の幕内最年少が本領を発揮してきた。横綱・豊昇龍は平幕・若隆景を力強く寄り切って3連勝。勝ちっ放しは横綱・大の里、新関脇・安青錦、藤ノ川の3人になった。

 入幕3場所目の藤ノ川が乗ってきた。鋭い出足から、この日の朝稽古で入念に確認していた「右」を差した。1メートル77、120キロの小兵は「止まったらヤバいと思った。長い相撲を取られたら嫌」と、そのまますくって1メートル93の獅司を豪快に寄り切った。初場所の十両での対戦では左肘を負傷して途中休場。雪辱を果たした。

 20歳で迎えた九州場所。酒を飲みながら、九州ならではのイカの生き造りやカワハギを肝じょう油で食べるなど英気を養った。先月のロンドン公演では食が合わず「よりおいしく感じる」と笑う。現役屈指の「酒好き」で知られる兄弟子の錦木と飲みに行くこともあるといい、八角理事長(元横綱・北勝海)とも酒を酌み交わした。

 場所前は猛稽古で仕上げた。ロンドン公演などで稽古を積めなかった分、これまで7回ほどだった出稽古を10回に増やした。時津風部屋や常盤山部屋、大嶽部屋に出向き、一日に25番取ることもあったという。平幕で唯一の全勝も「まだ4日目なので」と淡々。若さ、勢いを存分に見せつける。

 ▼八角理事長(元横綱・北勝海) ああいう相撲を取るとファンも増える。ちなみに私もファンです。ロンドンでも一度飲みにいった。飲みっぷりもファンです。

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