【女子ゴルフ】山下美夢有 史上3人目のWタイトル獲りへ「優勝が一番、私にとっては大事」

[ 2025年11月6日 05:30 ]

6日開幕「TOTOジャパンクラシック」

プロアマ戦で笑顔をみせる山下美夢有(撮影・井垣 忠夫)
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 国内唯一の米女子ゴルフツアーオフィシャルイベントで、日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は6日から4日間、滋賀県瀬田GC北Cで開催される。前週に今季2勝目を挙げ、凱旋出場の山下美夢有(24=花王)は5日、プロアマ戦で最終調整を行った。2週連続優勝となれば、史上3人目のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)とプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)のダブル受賞が見えてくる。新人賞争いで2位につける竹田麗央(22=ヤマエグループHD)は日本人初の大会連覇を狙う。

 山下がダブルタイトル獲りへ日本でさらに加速する。前週マレーシアで行われたメイバンク選手権では最終日に8打差を追いつく大逆転V。この日、プロアマ戦で9ホールを回って最終調整し「まさかプレーオフになるとも思っていなかったし、トップにいることも想像してなかった」と振り返った。

 新人賞争いは2位の竹田との差を206ポイントに広げ、90年の小林浩美、昨年の西郷真央に続く日本人3人目の受賞へ、堂々トップを走る。年間最優秀選手争いでは1位のジーノ・ティティクル(タイ)と25ポイント差の2位。今大会にジーノは出場しておらず、山下が3勝目なら、30ポイントを加算してトップに躍り出る。1位を守り抜けば、87年の岡本綾子以来となる快挙だ。さらに新人賞とのダブル受賞なら、78年のナンシー・ロペス(米国)、17年の朴城炫(パク・ソンヒョン)に次ぐ米ツアー史上3人目となるが、山下は「意識してない」と冷静。「出る試合はいつもと変わらず優勝目指してやっている。優勝が一番、私にとっては大事」と目の前の勝利に集中する。

 マレーシアから日本に帰国後は大阪の実家で家族や愛犬との時間を楽しみ、好物のお寿司も食べてリフレッシュ。「帰ってくると落ち着く。何でもおいしい」とパワーももらう。今週は10月のロッテ選手権(ハワイ)以来、久しぶりにコーチである父・勝臣さんから直接指導を受けた。連戦の疲れで出てきたスイングのズレの修正にも取り組んで状態は万全。「日本で1週間過ごせるのは楽しみ」。日本勢では10年2月にホンダLPGA、HSBCチャンピオンズを制した宮里藍以来となる史上2人目の米ツアー2週連続Vに挑む。

 ▽プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手) 1966年創設。各大会で10位以内に入ると順位に応じてポイント(優勝30ポイント、2位12ポイント、3位9ポイント、4位7ポイント…10位1ポイント)が付与され、年間最多ポイント獲得者に授与される。最終戦CMEツアー選手権優勝者に与えられる年間女王とは別のタイトル。昨年は280ポイントのネリー・コルダ(米国)が受賞した。

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