片岡尚之 PO制し涙の国内メジャー初V!「夢がかなった」マスターズ&全英切符

[ 2025年10月20日 05:10 ]

男子ゴルフツアー日本オープン最終日 ( 2025年10月19日    栃木・日光CC(7238ヤード、パー70) )

優勝し涙を見せる片岡尚之(右)=撮影・西尾大助
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 6位から出た片岡尚之(27=フリー)が4バーディー、2ボギーの68で回り、通算3アンダーで並んだ原敏之(34=YAGOKORO)とのプレーオフ(PO)を制して国内メジャー初優勝を果たした。ツアー優勝は4年ぶり2度目。大会史上2番目の7打差逆転で、賞金4200万円と5年シード、今大会から設けられた来季のマスターズと全英オープンの出場権を獲得した。68で回った石川遼(34=CASIO)は、2アンダーで1打差の3位だった。

 PO1ホール目。雨に打たれながらウイニングパットを沈めると、片岡は天を仰いだ。終盤はピンチの連続。パットの名手は16番で3・5メートル、18番で7メートルのパーパットを沈めて生き残り、7打差逆転でメジャー初勝利。「4日間、本当にパットが入った。日本オープンは全プロゴルファーが憧れるタイトル。その中に名前を刻めて光栄」と涙ながらに語った。

 プロ4戦目の21年プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品で初優勝。だがその後は22年日本プロ、24年日本シリーズJTカップを含め2位が7回となかなか勝てなかった。「自他ともに認めるシルバーコレクター。途中“また2位かな”と考えたが、勝ち切れてうれしい」。汚名返上のツアー2勝目だった。

 今季は苦闘が続いていたが、先週末メジャー7勝の片山晋呉に指導を受けショット、アプローチの助言をもらい復調のきっかけをつかんだ。3日目終了後にも連絡を取り「いい感じだね。気持ち良くやってきて」と背中を押された。終わってみれば、参加者唯一の4日間オーバーパーなしで日光CCを制圧した。

 昨年10月20日にタレントの伊藤さくら(24)と結婚し、今年2月9日に第1子の長男・波瑠(はる)くんが誕生。1周年の結婚記念日前日にカップを掲げ、さくら夫人は「凄く記念すべき日になった。今日はいい旅館に泊まってお祝いしたい」と感極まった。来年のマスターズと全英オープンの出場権も獲得し「夢がかなった。自分が一番下手だし技術も力もないけど、死ぬほど努力して何とか戦えるように頑張りたい」と片岡。次は海外メジャー制覇の夢を追う。

 ▼2位・原敏之 アンダーパーを目標に自分を見失わないようにプレーすることを心掛けた。貴重な体験ができたけど、負けて悔しい。(プレーオフで敗れツアー初優勝を逃す)

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