【柔道】パリ五輪混合団体戦銀・高山莉加が現役引退発表「新たな夢を探しに」コメントにはミセス愛たっぷり

[ 2025年10月20日 14:59 ]

高山莉加
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 三井住友海上は20日、柔道女子78キロ級で、24年パリ五輪個人戦5位、混合団体戦銀メダルの高山莉加(31)が現役引退すると発表した。昨夏以降はケガで戦列を離れており、結果的にパリ五輪が現役最終戦となった。

 宮崎県都城市出身の高山は3歳で柔道を始め、鹿児島南高から13年4月に実業団強豪の三井住友海上に入社。寝技や大内刈りを得意とし、22年12月のグランドスラム東京大会決勝では21年東京五輪金メダルの浜田尚里を破って優勝。その後は国内外で結果を残し、パリ五輪代表の座を射止めた。

 29歳で迎えた五輪本番では個人戦でのメダルを逃したが、混合団体戦は個人戦で負傷していた素根輝に代わって70キロ超級の代表として全4試合に出場。フランスとの決勝では個人戦78キロ超級銅メダルで自身より20キロ近く重いロマヌ・ディッコから中盤に大内刈りで技ありを奪い、そのまま優勢勝ち。殊勲の白星も報われず日本は敗れ銀メダルだったが、「私もメダリストって言ってもいいですよね?ずっしり、もう重みが凄い。銀色ですけど、めちゃくちゃ一番輝いているメダルだと思います」と印象的な言葉を残した。

 コロナ下で柔道ができなかった時期に曲と歌詞に励まされ、以来男性3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」の大ファンとなった高山。引退に当たり同社を通じて発したコメントでも、16日にミセスが「重大発表」として公式YouTubeの生配信した内容を引用する形で、「『髙山莉加フェーズ2』として、また新たな夢を探しにいきます」とミセス愛をにじませた。

 ▽高山コメント 私、髙山莉加は、このたび競技から引退することを決断いたしました。これまでの柔道人生を振り返ると、思うようにいかず、悔しい思いをした試合も多くありましたが、「諦めなければ道は開く」「不可能を可能にする」という言葉を信じ、諦めずに進んでまいりました。信頼できる指導者の皆さま、切磋琢磨してきた仲間たち、そしてどんな時でも味方でいてくれた家族や恩師、会社の皆さん、その他多くの方々に支えられて夢を追い続けることができました。その結果、夢であり目標だったオリンピックの畳の上で日本代表として戦い、個人戦では5位入賞、団体戦では銀メダルを獲得することができました。今後は、柔道の普及・発展に貢献していきたいと考えています。「髙山莉加フェーズ2」として、また新たな夢を探しにいきます。応援してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。

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