【ゴルフ】金谷拓実 スポット参戦で逆転優勝 石川遼とのPO制しツアー8勝目

[ 2025年9月22日 04:39 ]

男子ゴルフツアーANAオープン最終日 ( 2025年9月21日    北海道 札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72 )

優勝副賞で、プロ野球・日本ハム主催試合での始球式権とプレミアムルームでの観戦権を贈られた金谷拓実(撮影・会津 智海)
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 首位と2打差の2位で出た金谷拓実(27=SOMPOひまわり生命)が7バーディー、2ダブルボギーの69で回り、通算17アンダーで並んだ石川遼(34=CASIO)とのプレーオフを2ホール目で制し、逆転優勝を飾った。今季から米ツアーに本格参戦した昨季日本ツアー賞金王が、スポット参戦で昨年10月のACN選手権以来となるツアー8勝目を挙げた。

 不屈の精神力でもぎ取った価値ある勝利だ。「いいプレーも悪いプレーも関係なく、常に平常心で前向きにプレーできた」。金谷は勝因を口にした。2番で2打目が木に引っかかりダブルボギーも3番パー3でカップに入りそうな一打で挽回し、そこから4連続バーディー。8番でもダブルボギーを叩くが、パー5でバーディーを重ねて巻き返した。

 プレーオフでは歴代覇者でツアー通算20勝の石川を2ホール目で振り切った。「遼さんも素晴らしいプレーをしていた。ほんの少しの差で勝負は決まった」。強風が吹く中、勝利の女神を振り向かせたのはこの一年、本場米国で苦しんできた成果だった。

 今季から主戦場を米国に置く。だが初戦から予選落ちが続き「米ツアーの選手に比べアイアンがうまく打てない。コースの難しさを感じる」と話す。金谷はゴルフしかない環境でより一層、ゴルフと向き合った。「この一年難しい状況を受け入れることを学んだ」と言う。5月以降はトップ10入りが2度。リカバリー率3位、フェアウエーキープ率は4位にランクされ「一つ一つ前に進んでいる感覚はある」と話した。

 優勝副賞としてプロ野球・日本ハムの主催試合で始球式を行う権利を得た。広島県出身で幼少期は広島市民球場に通うほどの熱烈なカープファンは「肩が壊れないように練習します」と笑った。近く渡米し、米ツアーの戦いに戻る。「米国で結果を出したい。今週のことを、よりいいプレーができるきっかけにできたらいい」。北の大地でつかんだ自信を携えて飛び立つ。

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