正代「こんなに囲まれたのは大関時代以来」 自虐は好調の証 7日目で6勝 4年8カ月ぶり

[ 2025年9月21日 04:39 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2025年9月20日    両国国技館 )

翠富士(左)を攻める正代(撮影・郡司 修)
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 平幕・正代が翠富士を押し倒して1敗を守った。7日目の6勝は自己最速ペース。元大関が中入り前半の土俵で存在感を発揮している。単独首位の横綱・豊昇龍は平戸海を逆転のすくい投げで下し、全勝をキープ。大関昇進を目指す関脇・若隆景は安青錦に押し出されて3敗目を喫した。勝ちっ放しの豊昇龍を、横綱・大の里と正代ら平幕3人が1敗で追う展開になった。

 33歳の元大関が元気だ。翠富士を押し倒して1敗を守った取組後、正代は「こんなに(報道陣に)囲まれたのは大関時代以来。いつも2、3人なんで、新鮮です」と自虐キャラを発揮して苦笑いした。

 土俵の上でも本領を発揮している。1メートル84、171キロの体を生かし、立ち合いで左を差し込むと、すぐさまかいなを返して小兵の翠富士の右手をバンザイさせた。左足一本で必死に残す翠富士へ体を預け、土俵下まで押し倒す速攻だった。

 「いろいろやってくる相手。思い切り当たって体が反応してくれたらいいなと思った」。

 7日目を終えて6勝は、20年九州場所から22年九州場所まで13場所務めた大関時代の21年初場所以来4年8カ月ぶりで、自己最多だ。それでも「今日は前へ出られたが、全体的に押し込まれてさばく相撲が多かった。今日みたいな相撲が増えたらいい」と思い直したように改めて自虐的に語った。実際のところは攻め勝つ相撲が多く、自虐発言は正代流の調子のバロメーターと受け取れる。

 秋場所は5年前に初優勝して大関昇進を決めた思い出の場所。熊本県出身力士にとって来場所はご当所の九州場所が控える。ここ3場所は前頭2桁台で低迷するが、再浮上へ向けて調子を上げてきた。

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