【世界陸上】村竹ラシッド号泣…日本勢初のメダルならず 表彰台まであと0秒06、男子110メートル障害

[ 2025年9月16日 22:24 ]

陸上 世界選手権東京大会第4日 男子110メートル障害決勝 ( 2025年9月16日    東京・国立競技場 )

<世界陸上東京・4日目>男子110メートル障害決勝、5位となった村竹(撮影・藤山 由理)
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 男子110メートル障害決勝が行われ、昨夏のパリ五輪5位の村竹ラシッド(23=JAL)は13秒18で5位に終わり、日本勢同種目初のメダルを逃した。

 インタビューでは大粒の涙を流した。「何が足りなかったんだろうなって」と声を絞り出すと、「何が足りなかったんだろうなって。何が今まで間違ってたんだろうなって…ちょっと…。パリが終わってからの1年間、本気でメダル獲りに1年間必死に練習して、何が足りなかったんだろうなって…」と号泣。「すみません」と顔を覆った。

 順位を見届けると、大の字で寝転び、悔しさをかみしめた。横一線のスタートもうまく加速できず。終盤は追い上げてゴール前の競り合いに食い込んだが、メダルには0秒06届かなかった。

 予選終了後は「もう1、2段階上げて、かっ飛ばしていきたい」と気合を入れていた。8月に今季世界2位の日本新記録12秒92を出したばかりで、波に乗っていた。

 4年間の成長を示した。同じ会場で行われた21年東京五輪は補欠だった。サブトラックで黙々と練習し、本番はスタンドから見守った。最終選考会だった日本選手権(大阪)の決勝はフライングで失格。自信は打ち砕かれ、練習嫌いだった男が本気になった。

 昨夏のパリ五輪で飛躍を遂げ、自国の大舞台でさらに進化。「人生をかけている」と臨んだレースで涙をのんだ。

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