【ジャンプ】小林陵侑が3連覇! シーズン初戦で貫禄V 冬季五輪に向けて「一歩を踏み出せた」

[ 2025年8月4日 04:30 ]

ノルディックスキー・大成建設チャレンジカップ大倉山サマージャンプ大会 ( 2025年8月3日    北海道・大倉山ジャンプ競技場、ヒルサイズ=HS137メートル )

1回目134・5メートルを飛んだ小林陵(撮影・武田 政樹)
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 男子成年は22年北京冬季五輪金メダリストの小林陵侑(28=チームROY)が合計288・0点で大会3連覇を果たした。1回目で134・5メートルをマークして首位に立ち、2回目も131メートルと安定した飛躍で逃げ切った。今夏初戦で貫禄の優勝を飾り、26年ミラノ・コルティナ冬季五輪に向けて確かな第一歩を踏み出した。女子は昨季世界選手権複合銅メダルの葛西春香(21=早大)が合計184・3点で制した。

 今夏1本目から圧巻だった。小林陵がぐんぐんと飛距離を伸ばし、134・5メートルの飛躍を見せると観客がどよめいた。「風も良くて気持ちの良いジャンプができた」と笑顔で振り返った日本のエースが、初戦から貫禄V。「内容は良かった。冬に向けて、夏の一歩を踏み出せたかな」と充実した表情をのぞかせた。

 昨季はW杯で3勝を挙げ、世界選手権では2大会連続銅メダルを獲得した。オフは沖縄・宮古島で合宿を行うなどコツコツとトレーニングを積み、「充実していた」と明かす。大会前日は初めて競馬場に出向くなど、プライベートでも新たな刺激を受けた。「今までと同じじゃつまんないので、常に変化を求めて」。日本ジャンプ界のトップランカーが、貪欲に進化を追い求める姿勢は変わらない。

 26年ミラノ・コルティナ五輪を控え、今季もスーツのルールが変更される。全日本スキー連盟によると股下部分など、より体にフィットする形となる。「圧倒的に技術が大事になる時代がきた。僕ら日本チームにとって凄く良いこと」。この日は試合で初めて新スーツを着用。調整中ながら、結果を出せたことは大きな収穫だ。

 今後は国内での試合を経て、9月に五輪と同じ会場で行われるサマーグランプリに臨む。「まだ長いけど、一歩ずつ大切にしていきたい」。実直な性格の28歳らしく、五輪に向けた勝負の一年を見据えた。

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