OWS梶本一花 金1号!前日5キロ銅の勢い乗り、終盤一気に追い上げ「とにかく力を出した」

[ 2025年7月20日 05:00 ]

水泳 世界選手権第9日 ( 2025年7月19日    シンガポール )

 女子3キロノックアウトスプリントで優勝し、笑顔の梶本一花=シンガポール(共同)
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 オープンウオーター(OWS)の新種目、3キロノックアウトスプリントが19日に行われ、女子の梶本一花(21=枚方SS)が優勝しOWSの日本勢で初めて金メダルを獲得した。3位だった5キロに続く表彰台。アーティスティックスイミング(AS)で女子ソロのテクニカルルーティン(TR)決勝で比嘉もえ(井村ク)は251.2184点の6位だった。チーム・フリールーティン(FR)予選で日本は3位で20日の決勝に進んだ。水球女子の日本は準々決勝で米国に8―26で大敗した。

 目を見張るような追い上げだった。決勝(500メートル)の梶本は残り200メートルを切ってから先頭にじわじわ迫った。終盤、4人を一気に抜き去り、世界一に。「最後まで順位のことは考えず、とにかく力を出した」と笑った。予選を組2位、準決勝も2位で勝ち上がったが、決勝はスタートで海外選手の勢いに負け、前に出られなかった。途中で帽子が脱げるハプニングも。それでも「落ち着いていた」という。

 直前にスペインへ赴き標高約2300メートルの高地で合宿。心肺機能と腕で水をかく動作を鍛えた。普段から短い休憩を挟んでどんどん泳ぎこむ練習をしてきたことも、短時間で3レースをこなす新種目にはまった。比較的歴史が浅いOWSはまだ日本で知名度が低い。今大会、競泳の自由形3種目にも登録している二刀流スイマーは「OWSも面白いと思ってもらえるきっかけになれば」と願った。

 ▽3キロノックアウトスプリント 海や湖などで泳ぐOWSの新種目。勝ち上がり方式で予選は1500メートル、準決勝は1000メートル、決勝は500メートルの合計3キロを泳ぐ。2組に分かれた予選の各組上位10人が準決勝進出。準決勝の10位までが決勝へ進んだ。28年ロサンゼルス五輪では実施されない。

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