史上初!十両→十両→新入幕Vの“3連覇”見えた 新怪物・草野「気が早いっす」もちょんまげ旋風の予感

[ 2025年7月20日 04:30 ]

大相撲名古屋場所7日目 ( 2025年7月19日    IGアリーナ )

<名古屋場所・7日目> 琴栄峰(手前)を破る草野 (撮影・亀井 直樹)
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 新入幕対決は草野が琴栄峰を豪快なすくい投げで下し、4連勝で1敗を守った。全勝の平幕・御嶽海に土がつき、新横綱・大の里、関脇・霧島、平幕・玉鷲、一山本と並び首位に浮上した。史上初となる2場所連続十両優勝から新入幕Vという“3連覇”へ、令和の新怪物がちょんまげ旋風の予感を漂わせてきた。

 草野は慌てない。土俵下で単独首位だった御嶽海の敗戦を見届けても「集中していたので」と動じなかった。立ち合いから琴栄峰の張り差しを阻み、得意の右差しではなく「差して巻き替えたりできる」と左を差した。最後は豪快なすくい投げ。初もの尽くしの場所も「神経は使っています。落ち着いてはいると思う」と話した。

 春場所は新十両最長記録の初日から12連勝をマークし、最速タイとなる12日目で十両優勝。先場所も十両優勝を飾り幕内まで駆け上がってきた。「同じ新入幕の人に注目が行かないように自分が盛り上げられたらいいなと思う」。新入幕の3人の中では最も好成績を挙げ、存在感を放っている。

 幕内5人の伊勢ケ浜部屋勢では最初に登場。「流れをつくろうという感じ」と4日目から4連勝で兄弟子たちに勢いをもたらしている。昨年の春場所で尊富士が110年ぶりの新入幕優勝。草野には史上初となる2場所連続十両優勝からの新入幕Vへ期待がかかる。まげを結ってから間もない24歳は「気が早いっす」とおどけ「(尊富士に)続きたいけど、一番一番集中していきたい」と引き締める。“3連覇”の偉業が懸かるのは新横綱・大の里だけではない。 (中村 和也)

【大の里 天敵討ち】
 3場所連続優勝を狙う大の里が1敗を守った。4日目に王鵬に押し出されてからは3連勝と復調。「最悪な相撲で負けた反省を生かしてやれている」と話した。金峰山とは過去1勝1敗だが、その白星は不戦勝によるもの。対して、今年初場所には突き倒しに沈んだ。大の里が日体大で、金峰山が日大だった学生時代も2勝5敗と苦手としていた。「初場所の反省を生かしてやることを考えた」とうなずいた。

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