【陸上日本選手権】久保凛 母の日のリベンジ花束は「お母さんに渡したい」

[ 2025年7月6日 04:59 ]

陸上・日本選手権兼世界選手権代表選考会第2日 ( 2025年7月5日    東京・国立競技場 )

<日本陸上競技選手権>女子800メートルを日本新記録で優勝した久保(撮影・藤山 由理)
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 女子800メートル決勝で17歳のスーパー女子高生、久保凛(東大阪大敬愛高)が日本新記録となる1分59秒52をマークして連覇を達成した。昨年7月に自身が樹立した記録を0秒41更新。今大会での目標に掲げていた世界選手権の参加標準記録(1分59秒00)には届かなかったが、9月13日開幕の世界選手権東京大会での初代表入りへ大きく前進した。自国開催の大舞台では、ファイナル進出を目指して走ることを誓った。

 優勝後に花束を受け取ると、久保は「お母さんに渡したい」と目を輝かせた。5月11日の木南記念。2位に終わって優勝者に贈られる花束をもらえず「母の日だったので花束を持って帰りたかった」と号泣。家に帰ると、その発言をニュースで見ていた母から「そんなん気にしなくていいのに」と迎えられた。

 高校に入学してから父を和歌山に残して母らと大阪に住んでおり、感謝は尽きない。「お弁当から洗濯、朝早くからお母さんが全部やってくれているので」。思いを込めて財布とボディークリームをプレゼント。今大会は連覇と記録に対するプレッシャーを感じていたが、レースを前に家族から「楽しんでやってきな」と声を掛けられて楽になった。スタンドから両親と兄が声援を送る中、その言葉を胸に走りきった。

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