日本相撲協会 行司を懲戒解雇 力士会の積立金約2000万を横領、ギャンブルの資金に充てる

[ 2025年6月9日 16:13 ]

両国国技館
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 日本相撲協会は9日、十両以上の力士で構成される力士会の積立金約2000万円を横領したとしいて幕内格行司の木村銀冶郎(50=芝田山部屋)を懲戒解雇、退職金不支給処分とした。木村銀治郎は力士会の書記を担当していた。

 相撲協会によると、力士会の役員から木村銀冶郎が同会で集めた金を着服した疑いがあるとの報告を受け、今年5月10日にヒアリングを実施。本人から約2000万円を使い込んだと供述したという。これを受け八角理事長(元横綱・北勝海)がコンプライアンス委員会に調査を委嘱。調査の結果、2019年1月頃から今年5月頃までに2187万円を保管中に舟券の購入費などに全額費消して横領。他の会計担当行司には慶弔費に充てるなどの嘘をつくなどし、力士会の口座から計332万円を出金させたことが判明した。被害総額は計2519万円で、332万円は返済したものの未返済は2187万円となっている。

 コンプライアンス委員会は長期間にわたって横領や詐欺行為を繰り返し、被害総額2519万円も極めて多額であると判断。さらにギャンブルに使うなど動機についても酌量の余地はないとし「懲戒解雇にした上で、退職金についても全額不支給とするのが相当である」などとする処分意見をまとめた。今月2日の理事会では処分意見に基づき、懲戒解雇処分、退職金不支給を決議。この費、木村銀治郎に処分を言い渡した。

 今後は再発防止のため、力士会の金銭管理を厳格化。力士のなかから会計係を選出、力士会総会で会計状況を報告させるシステムに改める。

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