パラ陸上の辻沙絵が引退表明「やり切ったかなと実感」16年リオ大会女子400Mで銅メダル

[ 2025年6月1日 12:38 ]

辻沙絵(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 陸上でパラリンピックに3大会連続で出場し、2016年リオデジャネイロ大会の女子400メートル(T47)で銅メダルを獲得した辻沙絵(30=オズール)が1日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。

 「ご報告」と題し、「私、Ossur Japan G.K.所属 辻沙絵は、本日をもって、現役パラ陸上選手を引退いたします」と表明。2015年にパラ陸上を始めて以来、10年間の競技生活を支えてくれた人々や環境への感謝を示した。特に日体大パラアスリート部門の水野洋子監督に対し、「家族の様に、多くの時間と、想いをかけて、常に前を向き、一緒に二人三脚で、走り続けてくれた洋子さんが居たから、信じてくれたから、頑張れたと思います。本当に素晴らしい10年間で、こんな素晴らしい指導者に出会えた事に感謝しています」と思いをつづった。

 パラ陸上では「やりたかったことはやり切ったかなと実感しています」と明かした。今後については所属するオズールジャパンの一員として「同じ障害を持つ方々、小さなお子さんやご家族をサポートできる、必要な情報をお届け出来るようなお手伝いをして、皆さんから今までもらったパワーや愛をそこに費やして、次世代へ繋いでいきたいと思っています。あとは筋電義手を使っている方、特に女性は少ないので、義手を使っている1人のユーザーとして、色んな表現が出来たらなと思ってます」と抱負を記した。


 北海道出身の辻は生まれた時から右腕の肘から先がない先天性前腕欠損ながら、ハンドボールで健常者に交じって活躍。茨城・水海道二高ではインターハイと国体に出場。日体大進学後にパラ陸上を始め、パラリンピックや世界パラ選手権などで活躍した。女子400メートルで7位に入った昨夏のパリ・パラリンピック後、大手義肢装具メーカーの日本法人オズールジャパンに所属先を変更していた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年6月1日のニュース