【全米女子OP】単独トップ西郷真央 不運なボギーからバーディー量産 12年ぶり快挙へ

[ 2025年5月31日 18:02 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第2日 ( 2025年5月30日    米ウィスコンシン州 エリンヒルズ=6829ヤード、パー72 )

西郷真央(ロイター)

 雷雲接近による中断があり、日没サスペンデッドとなった。4月のシェブロン選手権を制し、メジャー2連勝を狙う西郷真央(23=島津製作所)は12位から出て7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算8アンダーで暫定ながら単独首位に立った。

 メジャーで勝った経験が西郷を強くしている。競技を終了した選手の中で最少となる66で回り、暫定首位に立った23歳は「自分の一打に自信を持ってジャッジできるようになった。自分らしくプレーできている」と誇らしげに話した。

 インから出て2つ伸ばして迎えた14番パー5で想定外の事態が起こった。残り44ヤードから放った第3打はワンバウンドしてピンに当たった。「ガシャン」と音を立てた後、ボールはグリーンの傾斜を下って手前のバンカーまで転がり落ちた。

 完ぺきなショットを放ちながら不運が招いたピンチ。それでもメジャーチャンピオンは慌てなかった。一瞬「イラッ」としたが「吐き出したらゼロにするのを心掛けている。納得できるショットは打てたので評価できる」と冷静さを取り戻すと、左足だけバンカーの中に立つ難しいライから4メートルに乗せて2パットのボギーに収めた。

 そして16番パー3で1メートルにつけて取り返し、18番から後半の2番まで3連続バーディー。7番でも2メートルにつけてリーダーボードを駆け上がった。「一打一打気持ちをリセットすることがメジャー大会は特に重要」という言葉を実践してみせた。

 米ツアー初優勝を飾ったシェブロン選手権の翌週の大会を終えて一時帰国した。日本では家族でお祝いをし、師匠の尾崎将司に報告に行ったりしたが、ほぼ外出はせず「最初の2、3日だけ休んでから、ずっと練習はしていた」。アイアンのロフト角の調整なども済ませ、4週ぶりの復帰戦となる今大会に向けて準備を続けていた。

 予選ラウンドはメジャー優勝経験者のミンジ・リー(オーストラリア)、高真栄(韓国)と同組で回った。「素晴らしい選手とプレーできて光栄。メジャーの注目組に入れてもらえた。それだけ価値のある大会で優勝できたのも嬉しい。こういう位置でずっと戦えるように頑張りたい」と自分が得たタイトルの重みをかみしめた。

 メジャー2連勝なら13年にクラフトナビスコ選手権、全米女子プロ、全米女子オープンで優勝した朴仁妃(韓国)以来となる。3打リードして12年ぶりの快挙に挑む週末へ。邪念を振り払うように「全力でプレーして、いい結果を残せるようにということだけを考えたい」と言い放った。

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