【レスリング】復帰戦Vの藤波朱理「今日、明日は食べます」階級変更の恩恵かみしめる

[ 2025年4月13日 21:21 ]

レスリングジュニアクイーンズカップ最終日 ( 2025年4月13日    東京武道館 )

<レスリングジュニアクイーンズカップ>公式戦141連勝で57キロ級転向初戦の大会を制した藤波朱理
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 U23の部57キロ級で、昨夏のパリ五輪53キロ級金メダルの藤波朱理(日体大)が優勝。五輪以来8カ月ぶりの個人戦復帰かつ階級変更初戦で2試合に勝って公式戦連勝も141に伸ばし、「57キロ級のスタートでいい緊張感を持ちながら、パワーだったり調整方法を確かめる、いい大会になったと思う」と笑顔で振り返った。

 2試合はいずれも第1ピリオドでテクニカルスペリオリティー勝ち。これまでより4キロ重い階級で、「腕の張り感などは53キロ級に比べてあったという印象」と相手のフィジカルやパワーの差を実感しつつも相手を圧倒した。それもあえてグラウンド攻撃を封印し、片足タックルなどスタンド勝負にこだわっての結果。6月の明治杯全日本選抜選手権(東京体育館)を見据えて「もっと強化したい部分が出てきた」とどん欲に語った。

 普段の体重は60キロほどあり、53キロ級時代は「(試合の)1カ月前から減量中心の生活になっていた」と減量に苦しんだが、57キロ級では「かなり楽」になったという。その恩恵はコンディションやメンタル面に表れたほか、練習面でも「集中できるなという感じ」と実感。「感覚というか、練習と試合の時の差がかなりあったけど、その幅は少なくなった」と本来の強さをマットで発揮できたことを明かした。

 2カ月後には9月の世界選手権(ザグレブ)代表を懸けた闘いを控えており、「(体重は)キープします。増えすぎないように気をつけます」と話した藤波だが、「今日、明日は食べます」と祝勝ムード。「ずっと行きたい広島焼きの店があって、そればっか見ていた。それがモチベーションでした」と満面の笑み。階級変更の恩恵を、鉄板の前でかみしめるつもりだ。

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