競泳 フリー3冠の17歳・今福 OWSで磨いたスタミナと駆け引き 「死ぬほど練習」世界水泳の活躍期待

[ 2025年3月24日 04:00 ]

競泳日本選手権最終日 ( 2025年3月23日    東京アクアティクスセンター )

<第100回 日本選手権水泳競技大会最終日>男子1500メートル自由形決勝、世界選手権の日本代表に内定し笑顔を見せる今福和志(撮影・会津 智海)
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 男子1500メートル自由形で、大阪・四條畷高2年の今福和志(17=枚方SS)が14分50秒18の日本新記録で優勝し、7月の世界選手権(シンガポール)代表に内定した。オープンウオーター(OWS)とのデュアルスイマーとして培ったスタミナと駆け引きを屋内プールでも発揮し、400メートル、800メートルとの3冠も達成した。男子400メートル個人メドレーは松下知之(19=東洋大)が優勝した。

 掲示板の記録を目にすると、今福はゴーグルの奥で両目を見開いた。山本耕平が14年に作った従来の記録を4秒以上更新。「14分50秒を割ることが目標だった」と悔しげな表情を浮かべたが、今大会で唯一生まれた五輪種目の日本記録に、3000人以上の観客で埋まったスタンドは沸き返った。

 10キロを約2時間かけて泳ぐOWSでスタミナと、ペースの上げ下げで周りの選手の心を折る駆け引きを身に付けた。練習量は多い日で1万2000メートルに及ぶといい、「死ぬほど練習して、たくさんの人に支えてもらった」と感謝の言葉を口にした17歳。400メートルでも代表入りしたが、本命種目は1500メートル。「体力は物凄く自信がある」と真夏の戦いを見据えた。 (阿部 令)


【松下 好タイムVに成長実感】
 男子400メートル個人メドレーは、松下が銀メダルを獲得した昨夏のパリ五輪の決勝記録を0秒01上回るタイムで優勝。狙っていた4分6秒台には及ばなかったが、同200メートルとの2冠で第100回大会を締めくくり「成長を実感できたのでうれしい」と話した。世界選手権で7大会連続メダルを獲得していた瀬戸大也が欠場し、代表漏れが決定。名実ともに日本のエースとして夏の舞台に立つ19歳は「もっと上の記録を目指す」と力強く語った。

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