高安 9度目の正直ならずも「来場所も優勝を目指します」 V横断幕、夏場所こそ!縁のある商店街が準備

[ 2025年3月24日 04:29 ]

大相撲春場所千秋楽 ( 2025年3月23日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲大阪場所千秋楽・優勝決定戦>健闘の高安は拍手を受けながら花道を引き揚げる(撮影・井垣 忠夫)
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 高安は、またしても初優勝にあと一歩届かなかった。「実力負けしてしまった」。本割では22年九州場所の優勝決定巴戦で敗れた阿炎の立ち合いの変化に動じず、上手出し投げで破った。3度目の挑戦となった優勝決定戦。大の里にかち上げで当たり負け、左を差したが「圧力負けして下がってしまった」と送り出しで敗れた。

 優勝の可能性を残して迎える千秋楽は9度目だった。「過去は痛いところもあったけど今場所はどこも痛いところがない」。苦しめられてきた腰痛も「ここ数場所は対処法が自分の中でやっと分かってきた」と言う。不安材料を消し、終盤でも崩れない万全な体をつくり上げたが、初賜杯の壁は高かった。

 先月28日に35歳になった。年6場所制となった1958年以降では旭天鵬(37歳8カ月)に次ぐ2番目の年長初Vを逃したが、1横綱2大関を撃破、自己最多タイの12勝で17年夏場所以来の技能賞を獲得。「休んで、また体をつくります。来場所も優勝を目指します」と前を向いた。 (中村 和也)

≪「高安商店街」もV横断幕お預け≫
 高安の祖先に縁がある大阪府八尾市の近鉄高安駅前の「高安さくら商店街」も高安に声援を送った。商店街の増井保彦副会長は本割で3敗を守った時点で商店街のメンバーに招集をかけたが、今回も「優勝おめでとう」の横断幕はお蔵入りになった。増井さんは「立ち合いは悪くなかったけどなぁ」と優勝決定戦の画面を食い入るように見つめながらため息。それでも「35歳で立派。横断幕が日の目を見るまで応援します」と話した。

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