【競泳】銀1個パリ五輪の二の舞ご免 競泳委員長代行「情報戦に負けないように」6月には“仮想五輪”も

[ 2025年3月18日 17:32 ]

会見に臨む倉沢利彰・競泳委員長代行
Photo By スポニチ

 日本水泳連盟は18日、東京都内で20日に開幕する第100回日本選手権(東京アクアティクスセンター)の展望会見を開いた。会見には昨年11月に就任した、強化トップの倉沢利彰氏・競泳委員長代行が登壇。同職として迎える初の日本一決定戦に向けて「国際大会を多くの選手が経験することを願っている」と期待を込めた。

 倉沢氏は昨夏のパリ五輪で銀メダル1つと大惨敗に終わった競泳陣の立て直しの命を受け、昨年9月末で早期退任した梅原孝之前競泳委員長の後を継いで就任。7月の世界選手権(シンガポール)では派遣標準記録の設定をこれまでより大幅に落としており、「想定としては36~40人規模になる。そういう選手が3年かけて(28年)ロス(五輪代表)になる」と育成に力を入れる方針を示した。

 前体制を反面教師にする方針も次々に打ち出した。パリ五輪では国際大会では一般的な水深3メートルではなく、2メートル20のプールだったことを事前に情報収集できず。倉沢氏は「情報戦に負けないようにしたい」と話し、すでに今年の世界選手権の舞台となるシンガポールの会場やホテルなどを視察したことを明かした。

 また五輪では選手村で共同生活をしながら結果を残すことを求められるため、世界選手権の代表選手には6月の東京都選手権(東京アクアティクスセンター)で“仮想五輪”も課す予定だという。大会中は21年東京五輪のローイングの漕艇庫となった場所にある宿泊施設を利用させる方針。「2段ベッドが2台ある4人部屋と、8台ある16人部屋がある。夜中は外出できない。そういうことをA代表にも経験させたい。クレームは絶対に出ると思うが、それも想定の範囲内」と予告。競泳ニッポン再建のため、情報戦と事前準備にも力を注いでいく。

続きを表示
続きを表示 広告なしで読む

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月18日のニュース