全国高校相撲選抜大会 個人戦は世界王者の箕島・麻田遥人が今季2度目の優勝 団体戦は鳥取城北が連覇

[ 2025年3月18日 07:40 ]

全国高校相撲選抜大会個人戦で優勝した麻田遥人(中央)。左は準優勝の本間侑亮(箕島高相撲部提供)
Photo By 提供写真

 全国高等学校選抜相撲大会(新人選手権大会)が15~16日、高知市の高知県立春野総合運動公園相撲場で行われた。

 大会1日目に行われた個人戦無差別級は227人が参加し、和歌山・箕島2年の麻田遥人が頂点に立った。

 昨年の世界ジュニア選手権重量級(100キロ以上)優勝などの実績を持つ麻田は、2月の全国高校選抜弘前大会に続いて早くも今季2つ目のタイトル獲得。決勝では、身長、体重ともに自身よりも大きな本間侑亮(金沢市立工業2年)を相手に横からうまく攻めて引っ掛けから押し出した。箕島高からは2016年の菅野陽太(現幕下・栃武蔵)以来の個人優勝となった。

 2月の弘前大会準優勝の大谷夏希(金沢市立工業2年)は小兵の龍山克真(鹿児島実業1年)に敗れて3回戦敗退。昨年の国民スポーツ大会準優勝の瀧田朔乃介(東京・足立新田2年)は5回戦で野口明輝(金沢市立工業2年)に敗れた。また、ウクライナ人留学生のエゴール・チュグン(長崎鶴洋2年)がベスト8に入った。戦火を逃れて来日してから1年半。体重180キロ超の巨体を生かした力強い四つ相撲で勝ち進み、将来性の高さを感じさせた。

 大会2日目に行われた体重別個人戦80キロ級は、昨年の全国高校総体80キロ級3位の西尾勇斗(静岡・飛龍2年)が初優勝。昨年の全国高校総体優勝の三橋真那斗(鳥取城北2年)は3位だった。

 体重別個人戦100キロ級は、昨年の全国高校総体団体優勝メンバーの花田龍信(和歌山商業2年)が初優勝を果たした。花田龍信の兄は元アマチュア横綱で現アメフト選手の花田秀虎。2018年大会の無差別級を制した兄との“兄弟制覇”を成し遂げた。昨年優勝の永露蓮(福岡・希望が丘2年)は、2回戦で田島千照(岐阜農林1年)に敗れた。

 3人制の団体戦は、鳥取城北が2年連続5度目の優勝を果たした。足立新田(東京)は大健闘も無念の準優勝となった。決勝は先鋒・重田直太郎(2年)が鳥取城北の川崎永遠(1年)を突き倒しで破って先制。中堅・甲斐田龍馬(2年)が左四つから小林梅太(2年)を寄り倒して勝負あったかと思われたが、右足のつま先がわずかに踏み越していたという判定で勇み足による黒星に。1―1で迎えた大将戦は瀧田朔乃介(2年)が井上泰我(2年)に寄り倒しで敗れ、足立新田は創部以来初の全国制覇にあと一歩届かなかった。


 ▽個人戦無差別級 準々決勝
本間侑亮(金沢市立工業2年) 小手投げ 俵幸平(鹿児島・樟南2年)
バトボルド(神奈川・旭丘2年) はたき込み 田中彰人(兵庫・報徳学園2年)
麻田遥人(和歌山・箕島2年) 突き出し 野口明輝(金沢市立工業2年)
重村鴻之介(大阪・近大附属1年) 寄り倒し エゴール・チュグン(長崎鶴洋2年)

 ▽準決勝
本間侑亮 寄り倒し バトボルド
麻田遥人 送り出し 重村鴻之介

 ▽決勝
麻田遥人 押し出し 本間侑亮

 ▽体重別個人戦80キロ級 準決勝
小早川賢鋭(福岡・希望が丘2年) 押し倒し 三橋真那斗(鳥取城北2年)
西尾勇斗(静岡・飛龍2年) 引き落とし 後藤優日(岡山理大附1年)

 ▽決勝
西尾勇斗 上手投げ 小早川賢鋭

 ▽体重別個人戦100キロ級 準決勝
工藤琉誠(岩手・平舘2年) 押し出し 龍山克真(鹿児島実業1年)
花田龍信(和歌山商業2年) 上手投げ 田島千照(岐阜農林1年)

 ▽決勝
花田龍信 押し倒し 工藤琉誠

 ▽団体戦 準々決勝
足立新田(東京) 2―1 金足農業(秋田)
箕島(和歌山) 3―0 金沢市立工業(石川)
拓大紅陵(千葉) 2―1 三本木農業恵拓(青森)
鳥取城北 3―0 高岡向陵(富山)

 ▽準決勝
足立新田 2―1 箕島
鳥取城北 3―0 拓大紅陵

 ▽決勝
鳥取城北 2―1 足立新田
 川崎永遠 突き倒し 重田直太郎○
○小林梅太 勇み足 甲斐田龍馬 
○井上泰我 寄り倒し 瀧田朔乃介 

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年3月18日のニュース