35歳高安 突っ張りに突っ張りで対抗!6連敗中の大栄翔破り、若々しく1敗を死守「相撲の基本は攻め」

[ 2025年3月15日 04:15 ]

大相撲春場所6日目 ( 2025年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所6日目>突き出しで大栄翔を破る高安(右)(撮影・後藤 正志)
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 平幕・高安が最近6連敗中だった関脇・大栄翔を突き出して1敗を守った。初土俵から20年の35歳のベテランは元気いっぱいに、大関・大の里、平幕の阿武剋、美ノ海と並んでトップを走っている。新横綱・豊昇龍は翔猿を寄り切って連敗を免れ、4勝2敗とした。

 突っ張りに突っ張りで対抗した。35歳の高安は若々しさを土俵上で表現。突き押しの大栄翔のお株を奪うように突き出した。

 「前に出られましたね。相撲の基本は攻めですから。手がよく伸びました」

 一昨年初場所以降6連敗中だった大栄翔戦。下から押し上げるようにして立ち、相手が突いてくると突き返した。左、右の突きに続いて土俵際では相手のおなかもしっかり押してとどめを刺した。長く腰痛を抱えるが「しっかり力が入ります」と体調に手応えを示した。

 2005年春場所で初土俵を踏み、土俵生活は21年目を迎えた。この日も使ったエディオンアリーナ大阪の西支度部屋へ入ると、当時を思い出す。横綱・朝青龍が14勝で11度目の優勝を果たした千秋楽。表彰式後の神送りの儀式で行司を胴上げする要員として中入りの後半から控えた。その西支度部屋には大関の魁皇や千代大海がいて「テレビで見る関取がいっぱいいて感動した。濃い20年間ですけど過ぎてしまうとアッという間です」と振り返る。

 早くも1敗勢は4人になった。「特に何も思わないですね」。15場所務めた元大関は現在、東前頭4枚目。「三役に戻りたい。戻れるように頑張りたい」。小結だった昨年初場所以来8場所ぶりの復帰へ意欲を見せた。思い出の春に、大暴れする準備はできている。 (筒崎 嘉一)

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