【二所ノ関親方 真眼】ベテランらしい高安 自分のペースで相手の嫌がる攻め 後半戦のキーマンに

[ 2025年3月15日 04:15 ]

大相撲春場所6日目 ( 2025年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所6日目>突き出しで大栄翔を破る高安(右)(撮影・後藤 正志)
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 高安が久々に充実した相撲を取っています。大栄翔戦は相手のお株を奪うような突き放しで快勝。立ち合いで相手の攻め手を殺して逆に圧力をかけて、最後の右で突く位置も良かった。今場所の高安はベテランらしく、自分のペースで相手の嫌がる攻めができています。

 元大関の実力者。最近は故障がつきもので、好成績で突っ走っても急に失速するケースも散見されます。本人も稽古でのペース配分など工夫はしていると思いますが、長い相撲だとケガにつながる危険性があります。小細工は必要ありません。とにかく早く取り切ることを心がけて、千秋楽まで力を出し切れる状態を維持すると期待は膨らんでいきます。四つなら今でも一番強い。私はそう信じています。

 今後の上位戦が楽しみになってきました。過去2勝9敗と合口の悪い豊昇龍も一番嫌な相手と思っているはずです。高安が後半戦のキーマンとなることは間違いありません。 (元横綱・稀勢の里)

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