安芸ノ州の長男・今田“プロ初白星” 米大学出身、宇宙工学専攻 超異色キャリアの24歳

[ 2025年3月11日 11:08 ]

大相撲春場所3日目 ( 2025年3月11日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所3日目>山内を破る今田(右)(撮影・後藤 正志)
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 新弟子検査を合格した力士らによる前相撲が行われ、元幕内・安芸ノ州の長男の今田(24=音羽山部屋)が山内(15=田子ノ浦部屋)を突き倒しで破り、“プロ1勝”を挙げた。

 「半年ぐらい部屋でずっと稽古していた。やっとデビューしたなという気持ちが一番」。兄のような存在だという小結・阿炎(30=錣山部屋)を彷彿(ほうふつ)させる突きで、突き倒し「まだまだだなと。もっと突き通したかった」と語った。

 小学3年から柔道を始め、相撲経験はなし。初土俵を踏み、「臨場感があって相撲って凄いなと思う。柔道でも日本武道館で戦ったことがあるけど、それと似たような感覚。懐かしいライトの感覚とかがあった」と語った。

 東日本大震災から14年。当時は小学5年で都内の自宅にいたという。「本当に大きい揺れで知り合いとかも東北にいて、昨日のことのように覚えている。そこから、もう14年。あっという間だけど、忘れてはいけないなと思う」。1月に米カリフォルニア州ロサンゼルス西部や北部近郊で発生した山火事にも触れ、「僕が住んでいたカリフォルニアでも火事があった。そういうところは常日頃、対策はしないといけないなと思う」と話した。

 今田は安田学園高卒業後は文武両道を目指し、語学学校を経て米国のネバダ州立大に進学した。宇宙ロケット製造の夢を持ち、宇宙工学を専攻。柔道でも全米オープン100キロ級で優勝するなど活躍し、柔道の米国代表入りを打診されたこともある。

 ◇今田 光星(いまだ・こうせい)2000年(平12)9月11日生まれ、東京都江東区出身の24歳。小学生時代にわんぱく相撲東京都大会に出場した経験がある。小学5年時の全国少年柔道大会ではパリ五輪90キロ級銀メダルの村尾三四郎に準決勝で敗れて3位。東京・安田学園中3年時に全国中学校体育大会の柔道で団体日本一。参考にしている力士は玉鷲。「光星」の名付け親は寺尾。弟・光紀は中大相撲部1年。1メートル73、120キロ。

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