横綱・豊昇龍 1日遅れの初白星 寄り切りで圧勝「ちょっとホッとしました」

[ 2025年3月11日 04:45 ]

大相撲春場所 2日目 ( 2025年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所2日目>若隆景(左)を寄り切って横綱初勝利を挙げた豊昇龍(撮影・長嶋 久樹)
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 黒星発進の新横綱・豊昇龍は若隆景を寄り切りで下し横綱として初めて勝ち名乗りを受けた。立ち合いからの流れも良く厳しい相撲で難敵を退けた。大関陣は大の里が小結・霧島を押し出して2連勝。カド番の琴桜は豪ノ山を寄り切って1勝1敗とした。関脇・大栄翔が千代翔馬を突き出して初白星。新関脇・王鵬は若元春のすくい投げに屈して2連敗となった。

 万雷の拍手と歓声に包まれる中、25歳の新横綱がゆっくりと手刀を切って27本の懸賞を手にした。横綱として初の勝ち名乗り。いつも通り悠然と花道を引き揚げると、支度部屋のテレビモニターで自身の取組を確認し勝利の余韻に浸り「しっかり当たることを意識した。自分の相撲が取れて良かったと思います。ちょっとホッとしました」と心境を明かした。

 阿炎に完敗した初日から一転、横綱相撲で難敵を退けた。しっかり相手の懐に飛び込んで厳しい攻めでもろ差しになると、相手のお株を奪う俊敏な動きで寄り切った。連敗すれば64年春場所の栃ノ海以来となったが、持ち前の集中力で昭和以降で2人目の汚点は免れた。

 番付最高位の力士として日々「品格力量抜群」を求められる。相当な重圧はのしかかるが、ピリピリムードは封印。出番前でも他の部屋の関係者に声をかけるなど自然体を貫いている。痛めている右肘はこの日、サポーターを外しテーピングだけになった。「かなり良くなった」と明かすも、今度は右上腕が蜂窩(ほうか)織炎になるアクシデントも発生。それでも「書かないでよ」と呼びかける表情に悲壮感はみじんもなかった。

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