【柔道】阿部一二三「ずっとバチバチで…やっと普通にしゃべれる」引退した丸山城志郎への思いを激白

[ 2025年3月6日 14:14 ]

2020年12月の東京五輪柔道男子66キロ級代表決定戦で対戦した丸山城志郎(左)と阿部一二三(代表撮影)
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 柔道男子66キロ級で五輪2連覇王者の阿部一二三(27=パーク24)が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われている全日本男子強化合宿に参加した。

 同階級で五輪代表を争ってきた丸山城志郎が先月、現役引退を発表。最大のライバルだった阿部は「寂しいというか、お疲れさまでしたと伝えたいですね」と労った。

 数々の死闘を繰り広げてきた中でも、2020年12月に異例の特別ワンマッチで行われた24分間にも及ぶ東京五輪代表決定戦は“伝説”となっている。当時は「トイレ中も風呂入っている時も、寝ている時以外はずっと。一日中何をしていても城志郎先輩のことを考えていた」という。丸山も同じことを引退会見で語っており、それを知った阿部は「思っていること一緒だなと。僕も狂ったようにずっと城志郎先輩のことを考えて練習してました。お互い人生懸けてやっていたからそうなりますよね」とライバルの思いに共感した。

 「城志郎先輩の存在がなかったら僕もここまで来られてなかった。本当に切磋琢磨してたなと思います。感謝しています」。これも丸山が引退会見で話していた内容と全く同じ。「お互いにそう思っている。一緒ですね」。互いの存在が互いを成長させ、阿部の五輪連覇という結果につながった。

 「今まではずっとバチバチで目も合わせられなかった」という2人の関係。「やっと普通にしゃべれる、やっと普通に接することができるのはうれしい」と率直な思いを明かした。話したいことは「いっぱいある。最初はどうやって話せるのかな」。あの伝説の死闘について、互いのこれまでの柔道人生について、本音で語り合う日が来ることを待ち望んだ。

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