【スキー】日本女子初!21歳・葛西優奈V 3位の双子妹・春香と表彰台「うれしさも2倍」

[ 2025年3月1日 04:59 ]

ノルディックスキー世界選手権第2日 ( 2025年2月27日    ノルウェー・トロンヘイム )

複合女子で優勝した葛西優奈(右)と3位に入った双子の妹、春香
Photo By 共同

 複合女子はマススタート方式の個人ノーマルヒルで21歳の葛西優奈(早大)が優勝した。前半距離(5キロ)で3位につけ、後半飛躍(ヒルサイズ=HS102メートル)で96・5メートルを飛び逆転した。日本勢が個人種目を制すのは99年大会ジャンプ男子ノーマルヒルの船木和喜以来で、女子では史上初。3位に入った双子の妹、葛西春香(早大)とそろって表彰台に立った。

 後半飛躍でK点(94メートル)越えのジャンプを決めると、葛西優は両手を突き上げて感情を爆発させた。逆転で制して葛西春と姉妹で表彰台に上がり「うれしさも2倍。最高の一日だった」と歓喜の余韻に浸った。

 快挙を引き寄せたのは、前半距離での奮闘だった。先頭集団の最後方に食らいついて機会を待ち、最後の上り坂で仕掛けてトップと3秒6差でゴール。飛距離換算では0・5メートルにも満たない僅差の3位に入った。「自分から攻めた走りができた。それが後半につながった」。昨季以降は妹の葛西春の後塵(こうじん)を拝すことが多かったが「負けていられない。食らいついていこう」と刺激を力に変えて鍛錬。今季は悲願のW杯初勝利も挙げた。

 まだ五輪に採用されていない複合女子の普及へ「こういう世界大会で活躍することが競技を知ってもらうチャンス。2人で一緒に知名度を上げていきたい」と使命感を抱く。熱い思いを原動力に挑戦を続けていく。

 ▼3位・葛西春香 前回は自分でもびっくりな感じの3位だったけど、今回は平常心で挑めばメダルは必ず見えてくると思っていた。(金メダルの姉は)強いな、と思った。もちろん悔しさもある。

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