スノボ平野流佳 最終戦逆転Vで3季連続王者 開幕戦5位から「しっかり巻き返すことができた」

[ 2025年2月23日 04:20 ]

スノーボードW杯ハーフパイプ ( 2025年2月21日    カルガリー )

最終戦で優勝した平野流(カナダ通信・AP)
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 最終戦の決勝が行われ、男子は22歳の平野流佳(INPEX)が93・00点で2連勝とし、3季連続の種目別王者に輝いた。通算7勝目。戸塚優斗(ヨネックス)が89・75点の2位で続き、重野秀一郎(日体大)は8位だった。女子は北京冬季五輪銅メダルで25歳の冨田せな(宇佐美SC)が90・75点でW杯初優勝。種目別はマディー・マストロ(米国)が制した。

 平野流は種目別王者の座は譲らなかった。この種目の男子で3季連続で殊勲のトロフィーを手にするのは史上初。今季は開幕戦5位から始まったが、最終戦を優勝で締めくくり「しっかり巻き返すことができて良かった」と安堵(あんど)感をにじませた。

 2回目までは2位だったが、最終3回目に勝負強さを示した。パイプの長さが足りずに4発にとどまった2回目を踏まえ、技をつなぐ滑りの「ライン取り」を調整。「5発目を入れられたことが評価してもらえたのかなと思う」と、抜群の修正力で逆転につなげた。

 左足首に痛みを抱えながら戦った昨季と違い「今季はずっとモチベーションが高く、楽しく滑れた」。夏場のほとんどがリハビリの中、愚直に筋力強化などで肉体改造。板を履けない期間の進化が滑りの技術向上も後押しし、優勝がなかった昨季から2勝と復活した。1年後のミラノ・コルティナ五輪へ弾みになるタイトルだが「今季一番大きな大会。ここで満足せずに優勝を狙いたい」と、3月下旬の世界選手権を見据えた。

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