満身創痍の早田ひな 執念の銅メダルに列島が感動「もらい泣き」「涙腺崩壊」水谷隼氏は「神」と賛辞

[ 2024年8月3日 21:57 ]

パリ五輪第9日 卓球 ( 2024年8月3日    パリ南アリーナ )

銅メダルを獲得し感涙する早田(左)(撮影・小海途 良幹)
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 女子シングルス3位決定戦で、世界ランク5位の早田ひな(24=日本生命)が、同8位のシン・ユビン(韓国)を4―2で下して銅メダルを獲得した。日本勢の同種目表彰台は、21年東京の伊藤美誠の銅メダルに続き、2大会連続となった。

 この日も痛みを抱える左腕にテーピングを巻いてのプレー。第1ゲームは9―11で落としたが、第2ゲームは13―11と逆襲した。第3ゲームは7―10とされたが、怒とうの5連続得点でモノにした。

 第4ゲームも11―7。第5ゲームは落としたが、第6ゲームを制して歓喜の瞬間が訪れた。勝利が決まるとコートに座り込み、両手で顔を覆って号泣した。石田コーチも涙が止まらなかった。

 負傷を抱えながらのメダル獲得にSNS上の卓球ファンは感動。「おめでとう!痛々しい左腕でよく頑張った!」「カッコよかった もらい泣きした」「ヤバい、涙腺崩壊」「熱い戦い見せてくれてありがとう」などの声であふれた。

 また、東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏も自身のX(旧ツイッター)を更新し、「神」と後輩の快挙に感動していた。

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