日本代表平均年齢は25・4歳 23年W杯時の29歳台から大幅若返り ジョーンズHC「チームを再構築」

[ 2024年5月30日 18:24 ]

<日本代表宮崎合宿参加メンバー発表>会見に登壇したエディー・ジョーンズHC(撮影・大城 有生希)
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 日本ラグビー協会は30日、6月6日に宮崎市で始まる日本代表の参加メンバー35人を発表し、FWはリーチ・マイケル(BL東京)ら21人、バックスはSO松田力也(埼玉)ら14人が選ばれた。W杯経験者が15人選ばれた一方、ノンキャップ選手は12人、うち2人は現役大学生とバランスの取れたメンバー構成となった。

 東京都内で会見に臨んだエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「競争が激しいセレクションとなった。(1次リーグ敗退だった)23年W杯を経て、27年W杯で4強入りするためにチームを再構築しないといけない。そのプロセスが今日始まった」と述べた。

 選ばれた現役大学生はフッカー佐藤健次(21=早大4年)とプロップ森山飛翔(20=帝京大2年)といずれもFW第1列。加えて宮崎合宿にフル参加する練習生として、ロック本橋拓馬(22=帝京大4年)、SO本橋尭也(20=帝京大2年)、FB矢崎由高(20=早大2年)と3人の大学生が選ばれた。23年W杯で29歳台だった平均年齢は、25・4歳と大幅に若返った。

 ジョーンズHCは佐藤と森山について「2人とも、テストマッチで活躍するためいは、しっかり体を作らないといけない」と説明。フィジカル面では課題を残すことを示唆しながらも、「佐藤は堀江(翔太)の若い頃を思い出す」と話すなど、ポテンシャルを高く評価した。練習生3人についても「ファーストトラック(出世街道)で成長を加速させたいので呼んだ。もしかしたら最初のテストマッチに出場するかも知れない」と6月22日のイングランド戦(東京・国立競技場)でのデビューの可能性を含ませた。

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