【レスリング】須崎優衣「金メダルを獲るための経験」苦戦も糧にパリ五輪へ アジア選手権から帰国

[ 2024年4月16日 16:24 ]

パリ五輪前最後の実戦だったアジア選手権から帰国した須崎優衣
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 レスリングのアジア選手権(キルギス・ビシケク)に出場したパリ五輪女子代表4人が16日、成田空港に帰国。50キロ級を制した東京五輪女王の須崎優衣(キッツ)は「五輪前最後の大会ということで、全てが金メダルを獲るための経験だったと思う」と振り返った。

 今大会は準決勝こそテクニカルスペリオリティー勝ちを収めたものの、北朝鮮選手との初戦、中国選手との決勝は失点するなど、思わぬ苦戦を強いられた。特に序盤から徹底して守りを固め、終盤に仕掛けてきた北朝鮮選手には手こずった。最後は4―1と総合力の差を見せつけたが、「五輪でも、そういう戦略を立ててくる選手が多くなる。研究し、どんなタイプにも勝って、自分のスタイルを貫けるように練習したい」と気を引き締めた。

 パリ五輪開幕まで、あす17日でちょうど100日。五輪4連覇が最終目標の須崎だが、改めて容易な目標ではないことを思い知ることになった大会。「あと3カ月、金メダルを獲るためだけに生きたい」と、全てを2つめの金メダル獲得のために捧げる。

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